システムトレードブログ

1銘柄投入額を減らすか?1日の投入額を減らすか?

トレシズシストレのテクニック

2020年2〜3月は激しい相場だったと思っておりまして、

一部逆張り買い等ではDDが大きくなることが避けられなかった地合ではないか?

と思っております苦笑

この暴落相場でDDを抑制する方法として、

最近よく書かせていただいているのは

「(A)1銘柄投入額を小さくする」

という手法ですね。

そして、

それ以外の対策として考えられますのが、

「(B)1日の投入額を小さくする」

という手法です。

イザナミにおける最適分散投資画面におきまして、

「1日の最大投入額」を50%等にする感じですね〜。

どちらも効果はあるのですが、

(A)1銘柄投入額を小さくする
(B)1日の投入額を小さくする

のどちらの方がより効果が大きいか?

という観点ですと、

あくまで個人的には、

「(A)1銘柄投入額を小さくする、の方が効果が大きい」

と思っております汗(ぇ

これはなんといいますか、

まず、いろいろな戦略で(A)と(B)を比較してみますと、

…たいてい(A)の方がDDが小さくなるから、

という点があるからです苦笑

個人的な考えですと、

1銘柄投入額を小さくするということは、

つまりは「シグナル数を絞っている」ことに近いと思うんですよね。

1銘柄投入額が小さくなりますと、

単元価格的に買える銘柄が減るためですね〜。

…ただ、必然的に低位株が増えますので、

単にシグナル数を絞っている場合とは若干ニュアンスが異なる点には注意が必要です汗

そして、

シグナル数を減らすことにより、

「翌日への余力を自然に残せるようになる、というメリットがあるのではないか?」

と読んでいたりします。

また、

「(B)1日の投入額を小さくする」

の方は、たとえば1日の上限を50%にしますと、

2〜3月のような相場では、

多くの場合毎日50%のポジション量を持ち越すことになります。

一方、

「(A)1銘柄投入額を小さくする」

の方は、

たとえばですが、

・本命の仕掛け日よりも前の日には50%以下のポジション量にできる場合もある(余力を多く残せる)
・また、本命の仕掛け日には、100%のポジション量にできる場合もある(一番勝ちやすい日に全力で行ける)

などといったメリットがあるのではないか?

と思っていたりしますね〜。

いずれの場合にしても、

「余力」

という要素は非常に大事だな、と思っております汗

結論的には、

1銘柄投入額を減らすことが大事なのではなく、

「本命の仕掛け日まで余力を残すことが大事」

と思っていたりしますね〜。

また、

逆張り買いでは相場が下がれば下がるほどポジション量が増えるのが正解、

と個人的には考えております汗

そのため、

1銘柄投入額を減らすのが大事というよりも、

元々のシグナルをある程度絞り込むのが大事、

と考えている形かもしれません。

トレシズの「シストレのテクニック」の記事

前々記事:異常な高寄り相場における寄り天のダメージを軽減するには?
前の記事:特買い銘柄を判別する
今の記事:1銘柄投入額を減らすか?1日の投入額を減らすか?
次の記事:予期せぬトラブルへの対処
次々記事:期待値の発生箇所

おすすめ記事

期待値の発生箇所

たとえば逆張り買い戦略では、「市場暴落時期ほど期待値が上がりやすい」という傾向…

ブレイクアウト系買い戦略において、分足高値上抜きで仕掛ける手法

最近トレード日記側で試している、「ブレイクアウト系買い戦略において、分足高値上…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る