今のような地合で約定率を上げるには？

たとえばですが、

前日終値より下を指す指値戦略等の場合、

今のようなかなり強い地合で約定率が上がらない、

こういった点にお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

下を指す戦略の場合、

当然翌日の日経やマザーズ指数等が下がった方が約定率が高くなるのが必然ですので、

今のように翌日上で始まる地合では、

約定率が落ちるのが自然、

ということですね〜。

「こういった地合で約定率を上げるにはどうすればいいか？」

という観点ですと、

本当はやはり、

「翌日値を使うのが一番早い」

とは思います汗

たとえば翌日始値や翌日高値、翌日安値などですね〜。

指値を使うにしても、

当然翌日始値に近ければ近いほど約定率が高くなるのは必然ですし、

また、当日の相場状況を織り込んだ仕掛け位置の方が、

より約定率が高くなる、という理屈です。

ただ、販売戦略では基本、

簡単なものをのぞいては、

翌日値をあまり使うことができないんですよね苦笑

といいますのも、

タワーやRSSが必要になったりしますし、

…万人が使うことができるものではなくなってしまうためです汗

これはある意味販売戦略の制約でもあるのですが、

もし当日朝などにお時間が取れる方の場合、

翌日値を試してみる、

というのは1つの手かもしれませんね〜。

別な手としましては、

「相場状況に応じて、指値位置を変えた戦略を使い分ける」

というのが、

忙しい方にも向いた手法と言えるかもしれません。

たとえばですが、

・暴落相場では仕掛け位置を深くした戦略を使う
・上昇相場では仕掛け位置を浅くした戦略を使う

などですね〜。

一般的に、

下落トレンドではボラティリティが大きくなりやすく、

上昇トレンドではボラティリティが小さくなりやすい傾向にあります。

そのためたとえば、

ボラが落ち着いてきたら仕掛け位置を浅くする、

などの工夫も1つの手だと考えます。

ボラティリティが下落トレンドに入ったら仕掛け位置を浅くする、

ある意味株価とは逆の感じですね苦笑

もちろん、

戦略の切り替えは裁量ではなく、

相場情報による自動切換えの方が、

私を含む裁量が苦手な人には向いています汗