順張り派の勝ち方(2)
昨日アップさせていただいた画像は、
個人的には、
いわば順張り買いの理想ともいえる勝ち方だと思っていたりするのですが、
…もちろんそう簡単ではありません苦笑
前記事:順張り派の勝ち方(1)
https://www.torezista.com/blog/blog_3482/
下に画像をアップさせていただきましたが、
順張り買いでノイズが発生する可能性がある箇所ですね。
(A)いつが底か分からないというノイズ
(B)レンジブレイクのダマシ
の2つです。
このうち、
「(A)いつが底か分からないというノイズ」の方は、
逆指値を使わない順張り買い戦略の場合結構食らう場合があるのですが、
逆指値を使う順張り買い戦略の場合、
組み方にもよりますが、食らわない場合が大半です。
そのため、
市場暴落時期に使う順張り買い戦略は逆指値系限定、
といった対応策が考えられます。
一方、
「(B)レンジブレイクのダマシ」
というのが、
…実は順張り買いで一番食らう箇所だと思っております苦笑
特に逆指値系の順張り買いは、
「ボックス相場におけるレンジ上限の仕掛けに弱い」
と思っていたりしますね〜。
こういった箇所でコツコツDDが積み重なる、
というのはよくある事例です。
あくまで私自身の場合ですと、
…レンジブレイクのダマシを完全に防ぐ方法はありません汗(ぇ
ただ、
「減らすことはできる」
という考え方が主体ですね苦笑
たとえばですが、
・マザーズ指数の移動平均乖離率(終値)(25日)が+〇%を超えてきた時はレンジブレイクとする(これは、もっといい組み方があるとは思いますが苦笑)
という設定の場合、
「〇」の数字を大きくすれば、
ダマシそのものは減らすことができると思います。
ただその分、
仕掛けそのものも遅くなってしまいますので、
・どの程度ダマシを許容するか?
といったご自身の感覚を取り入れた方がいいのではないか?
と思っていたりします。
順張り買いは、
単調な下落トレンドではあまり効かないのですが、
今回のような市場暴落後は凄まじいパワーがあったりします汗
そのため、
・市場暴落後
・あるいは、完全な上昇トレンド時期
のみ順張り買いを使うのもありと思っているほどですね〜。
あと、
レンジブレイクをシステムで判断するというのは、
実際のところなかなか難しいと思っていたりします汗
個人的にはどちらかといいますと、
自分でトレンドラインを引いた方が確実、
と思っていたりしますね。
このあたりだけはメカニカルに頼らないのも手、
と考えていたりします。
ただ、高値・安値と日数という要素から、
ある程度は傾きを算出することは可能だと思いますので、
このあたりをプログラム化できないものかと研究していたりします(ぇ
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