1銘柄投入額を下げるカスタマイズ
元々は検証結果が優秀なのに、
1銘柄投入額を下げた途端機能しなくなる、
というのも結構シストレあるあるだったりします苦笑(ぇ
これはおそらくなのですが、
「その戦略は、もともと非低位株を得意としている可能性が高いのではないか?」
と思うところはありますね。
このあたりの検証方法としましては、
(A)1銘柄投入額を抑えた最適分散投資
(B)1銘柄投入額を上げた最適分散投資
の2種類を試すと分かりやすいかもしれません。
たとえば(A)は、
・上限に仕掛ける
・上限投入額: 25万
・下限投入額: 10万
という感じで25万を超えないようにする感じで、
一方(B)は、
・上限に仕掛ける
・上限投入額: 75万
・下限投入額: 25万
という感じで、
(A)とは全く違う銘柄に仕掛けるという検証方法ですね〜。
その上で、
「どちらの検証結果が良いか?」
という点を比較することにより、
「その戦略は低位株向きか?それとも非低位株向きか?」
という点が分かりやすくなると思います。
…もちろん、
(B)の方が1銘柄投入額が大きいので、
通算利益率は間違いなく大きくなります苦笑
逆にDDの小ささでは(A)の方が上回る場合が多いですね。
なので比較方法としましては、
どちらかというと資産推移グラフの形等の評価の方がいいでしょうね汗
上記はもちろん最適分散投資側でなく、
バックテスト側に、
・最低購入価格が250000より小さい
・最低購入価格が250000より大きい(同じ含む)
といった条件を入れて比較する形でも問題ないと思います。
もし非低位株向きということが分かったとしても、
リスクを抑える目的で1銘柄投入額を抑えたい、
という場合もあると思います。
こういう際はやはり、
1個仕掛け条件を追加するなどして、
より低位株向きにカスタマイズするしかないのかもしれませんね。
たとえば私の場合ですとこういったカスタマイズをする際には、
仕掛け条件を追加するなどしてまずは元ファイルよりも期待値が上がるようなものを探します。
その上で、
「元の最適分散投資ファイルでも、1銘柄投入額を抑えたファイルでも、なるべく資産推移グラフの形的に大差がないものを選ぶ」
という行程を採用する場合が多いかもしれませんね〜。
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