初動を狙う戦略と追撃を狙う戦略
私自身の順張り買いに対する考え方としては、
「初動で大きく仕掛けるべき。そして、追撃はロットを抑えるべき」
というのが主体かもしれませんね〜。
これは時々書かせていただいておりますが、
上昇している銘柄の場合、
早く買った方が安いわけですね。
もちろん、
これは「上昇が続けば」という前提が付き、
必ずしも上昇が続くとは限らないわけですが苦笑
とはいえ、
利確と損切りのバランスにもよりますが、
買った銘柄のうち何割かが上がればいいというだけですので、
その何割かを引くためにも、
やはり早く買った方がいい、
という結論にはなります。
「どういう動きが初動か?」
を判別するにはいろいろな方法がありますが、
たとえば
・期間上昇率(2日)が+10%より大きい
といった組み方も1つです。
ゴールデンクロスやMACDのクロス、
雲上抜けや高値ブレイクなど、
ここはいろいろな組み方がありますね〜。
そしてここからが新たなアイデアとなりますが、
「追撃はロットを抑えるべき」
という観点から考えますと、
(A)個別銘柄の過熱感がある時はロットを抑える
(B)相場の過熱感がある時はロットを抑える
というのは結構有用ではないか?
と思っていたりしますね〜。
今日9/4の相場がいい例でしたが、
ダウが大幅に下げ、日経も結構安く始まりましたので、
持ち越しの買いポジションが多かった場合、
今日はそこそこDDになる相場でした。
一方、
マザーズ指数のチャート的に、
直近で結構上がっていたため過熱感があったとは思います。
そのため、
今回の相場では(B)のパターンを採用していれば、
DDは結構抑えられるはずですよね。
こういった観点から考えますと、
順張り買いを
・初動を狙う戦略
・追撃を狙う戦略
の2つに分けるのは結構便利ではないか?
と思っていたりしますね〜。
たとえば2013年5月後半のような、
「いつ急落してもおかしくない、過熱感がありすぎる相場」
でも、
初動を狙う戦略はお休みし、
追撃を狙う戦略のみロットを抑えて動かしておけば、
急落もそこまで恐くなくなるのではないか?
と思っていたりします汗
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