私自身が戦略を運用する際に見落とせない要素
私自身が戦略を運用する際に見落とせない要素としまして、
・平均損失の大きさ
・損失の標準偏差の大きさ
があります。
一般的には期待値や勝率に注目しがちですが、
地味に上記2つの要素も無視できない、
と考えていたりしますね〜。
ざっくりとですと、
平均損失が大きいほど負けトレードの損失額が大きく、
損失の標準偏差が大きいほど負けトレードの損失額のばらつきが大きい、
といったイメージですね。
個人的な大体の目安としましては、
両方の数字とも、
・3%ぐらい: 比較的穏やか
・5%ぐらい: なかなか荒い
・7%以上: かなり荒い
といった感じですね。
あとあくまで私自身の特殊な考え方としまして、
「売りは上記数字の1.3倍ぐらいとして考えている」
という点があるかもしれません。
これはなんといいますか、
やはり売りには損失の上限がないため、
リスクを制限するためですね汗
平均損失、損失の標準偏差はやはり、
「1銘柄投入額」
を決める際に使います。
もちろん両方の数字が小さいほど1銘柄投入額は多く、
逆に大きいほど1銘柄投入額は少なくする感じですね。
ただそれだけではなく、
「事前の心の準備」
といった目的でも見る数字です(ぇ
たとえば勝率が高いものの平均損失が大きい戦略は、
おそらくコツコツドカン型だろう、
と推測されます。
そのため、
たまにくるドカンで飛ばないレベルの1銘柄投入額にしておこう、
と考えられるわけですね〜。
逆に勝率が低いものの平均損失が小さい戦略は、
ドカンコツコツ型(?)と推測されますので、
地味に連敗が結構続いた際に耐えうるレベルの1銘柄投入額にしておこう、
と考えられます。
このあたりのイメージもしておいた方が、
実運用の際に慌てることが少なくなるのではないか?
と考えております。
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