システムトレードブログ

単利運用について

トレシズ運用方法

イザナミにおきまして、

ほぼ単利運用にするためには、

(A)検証開始日を半年〜1年ほど前にする
(B)市場投入資金を100%の金額→75%の金額などに下げる(300万なら225万にするなど)

といった手法が一般的かな、

と思います。

この2つは要するに、

「両方とも、余剰資金を用意する」

という意味ですね。

(A)の場合、

普通戦略はあくまでバックテスト検証ですと1年前よりも今の方が資金が増えているはずですので苦笑、

増えた分が余剰資金になっています。

(B)の場合ですと、

300万−225万=75万

ほどが余剰資金になっているわけですね〜。

上記事例の場合、

余剰資金である75万を超えるDDにならない限りは一定量の資金分のシグナルを出せますので、

単利運用的になる、

といったお話です。



私自身は手間を省略するために結構(A)の方を使っていますが、

あくまで一般的には、

「(B)市場投入資金を100%の金額→75%の金額などに下げる(300万なら225万にするなど)」

の方が採用されやすいのかな、

と思いますね〜。



この際に、

「上記事例で、75万のDDが発生することがあるのかどうか?」

という観点ですと、

戦略にもよりますが、

…3.11レベル、もしくはリーマンレベルですと普通にありうる感じです汗

私自身の場合ですと、

上記2つの相場では順張り買いのダメージはほぼなかったですが、

逆張り買いでDDが大きくなったものが結構ありました。

そのためですが、

上記事例ですと「75万」という数字は結構リスクに晒す資金でもあるので、

もし75万という金額が大きすぎると感じる場合には、

元々の「300万」という数字そのものを減らす必要がある、

と考えます。

本来は%で考えるべき要素ではあるものの、

慣れないうちはやはり金額という面が前面に出てくるため、

このあたりの調整は無視できないもの、

と考えていたりしますね〜。

トレシズの「運用方法」の記事

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