システムトレードブログ

私自身の過去の教訓(1)

トレシズシストレコラム

私自身の過去の教訓としましては、

「シストレのDDを、裁量で取り返そうとしてはいけない」

というものがあります(ぇ



結構昔の話ですが、

2007年あたりでしょうか。

そもそも地合がそこまでいい時期ではなかったのですが、

当時シストレでDDになった際、

ダヴィンチやクリード、インテリジェンスなどの銘柄を大人買いし、

取り返そうとしたものです苦笑

…ダヴィンチやクリード等は後にえらいことになりましたが汗

DDを取り返そうとする際の裁量のロットは大きくなりがちなので、

シストレにおけるリスクよりも圧倒的に高いわけですね〜。

そのため、

思い通りの方向に動けばやった!となりますが、

逆の方向に動きますと、

…えらいことになります汗

あくまで私の場合ですと、

裁量でさらにDDが膨れ上がった際の後悔は、

並々ならぬものがありました苦笑



それ以来ですが、

「裁量で取り返そうとするよりは、シストレにおける資金効率を上げた方がいい」

という結論に到達した感じですね。

イメージとしましては、

裁量に投入できるほどの余力をなくし、

シストレの発注に割り当ててしまおう、

という考え方です。



実際、

もちろん組み方やロットにもよりますがたいていの場合、

シストレの約定率が低い戦略のレバレッジ3倍の方が、

裁量の大人買いよりはだいぶリスクが低い、

という点があると思います。

それに、

今までシストレに合わせたリスク量を取ってきたということなので、

一気にリスク量を上げるべきではない、

という観点もありますね。



もしどうしても裁量を取り入れたいという場合には、

あくまで個人的には、

シストレとは完全に別口座を作り、

そこでちょこちょこ練習する、

といった手法を採用するかな、と思います。

最近はほぼ裁量はやっていない形でして、

これはやはり今までの経験上、

自分にはシストレの方が合っているというのが痛いほど身に染みているからかもしれません苦笑



あとは、

私自身長期シストレを始めてから気づいた点なのですが、

長期シストレは日々保有ポジションがありますので、

裁量欲が抑えられやすくなる利点はあると思っています(ぇ

トレシズの「シストレコラム」の記事

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