システムトレードブログ

個人的に考えるカスタマイズの指針

トレシズカスタマイズ方法

「販売戦略はカスタマイズすべきなのかどうか?」

という内容は、

数多くいただくご質問です。

実際私自身も、

スイングキュル3LUなどはほぼそのままに近い形で使っている一方、

ゴッドブレス2などはカスタマイズしまくりで、

個人的なバージョンではゴッドブレス6改ぐらいになっているほどです苦笑

こういった感じでまちまちですね。



個人的に考える1つの指針としましては、

(1)フォワードが良いものは無理にいじる必要がない
(2)資金量がある場合で、戦略の高資金ファイルの成績が良いものは無理にいじる必要がない
(3)出来高が増えやすい位置で仕掛ける戦略のうち、成績が良いものは無理にいじる必要がない
(4)逆指値系戦略は、多少指値をずらすのも手
(5)バックテスト段階の直近数年の期待値がマイナスのものはカスタマイズをしたほうがいい

といった感じかもしれません。



まずフォワードが良いものは、

下手にいじって成績が悪くなるのを避けたいので、

個人的にはいじりません苦笑



次に、低資金ファイルでは成績が悪くても、高資金ファイルでは成績が良い戦略というのは、

実は結構多かったりするんですよね。

シストレの安定度はある程度は資金量があった方が上がる傾向にあると思いますので(ただし、大きすぎると逆に難易度が飛躍的に上がりますが苦笑)、

バックテスト段階のフォワードの期待値がプラスで、

かつ高資金ファイルで安定している戦略はそのままでいい、

と個人的には考えます。



「低資金でも1銘柄投入額を落とせば安定するのでは?」

という観点ですと、

もちろん安定はするのですが、

高資金ほどではないと考えます。

これはなぜかといいますと、

低資金でさらに1銘柄投入額を落とした場合、

単元価格が小さい銘柄メインで入ることになります。

こういった銘柄はやはり、

ファンダメンタルズに問題があったり、

もしくは低位株の割合が増えると考えられますので、

高資金で1銘柄投入額を落とした時ほどの安定度にはならない、

と個人的には考えております汗



(3)の「出来高が増えやすい位置で仕掛ける戦略のうち、成績が良いものは無理にいじる必要がない」は、

主に成行系の順張り買いか、

もしくは大底で仕掛けるような逆張り買いあたりでしょうか。

元々ものすごい売り圧力、

もしくはものすごい買い圧力がある銘柄に、

個人レベルで参入しても無視できるレベルのはずですので、

こういったタイプの戦略は個人的にはあまりいじらないかもしれませんね。

注意すべきはやはり、

板が薄い銘柄に参戦する場合で、

こういった場合には工夫が必要だと考えます。



(4)の逆指値系は、

たとえば上値抵抗などものすごく板が厚い場所に指値をぶつけるタイプであればいじらなくてもいいかもしれませんが、

そうでなければ多少指値をずらすのは手かもしれませんね〜。

逆指値の買いは、

指値を浅くすれば取引回数が増えて期待値が落ち、

指値を深くすれば取引回数が減って期待値が場合によっては増える、

といった感じの相関関係になりやすいので、

多少指値位置を動かしてもそんなに問題がないと考えております。



(5)の、「バックテスト段階の直近数年の期待値がマイナスのものはカスタマイズをしたほうがいい」につきましては、



これは致し方ないところかもしれません汗

トレシズの「カスタマイズ方法」の記事

前々記事:リバウンド相場でもシグナルを出すには?
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次々記事:販売戦略をカスタマイズする際の注意点

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