システムトレードブログ

手仕舞い条件につきまして

トレシズイザナミの使い方

今までのトレシズ戦略では、イザナミのバックテスト機能でいいますところの「手仕舞い条件」を使った戦略はありません。

手仕舞い条件といいますのは、よくあるブレイクアウト系買い戦略を例に挙げますと、

・新規建て条件
終値が期間高値(80)(1日前)よりも大きい

・手仕舞い条件
終値が期間安値(40)(1日前)よりも小さい

といった感じで使う場合が多いと思います。

今までの戦略では「手仕舞い条件」は使わず、「取引終了条件」の保有日数や%指定による利確・損切り主体ですが、

なぜ手仕舞い条件を使っていないのかといいますと、

「戦略と相場の方向性が合っていない場合、手仕舞い条件のみで利確・損切りを行うと悪い時に損失が大きくなりやすい」

と考えているためです。

上記例では手仕舞い条件が直近の40日間の安値を更新するまでは保有することになりますので、

相場が悪い時には相当なドローダウンが発生する恐れがあります。

そのため、それよりは損失を抑えやすい、シンプルな保有日数による損切りや%指定による損切りを優先しているわけですね。

上記はあくまで私の好みなので、必ずしも正しいものではないとお考え下さい笑

その一方、「手仕舞い条件」も使いようによっては相当便利だと考えていますし、純粋な長期順張り戦略の場合には特に有用だと思っています。

個人的には、手仕舞い条件を使う場合には、

「1トレードあたりの損失を抑える仕組みを導入する」

ことを意識されるといいのではないかと思っています。

たとえば上記例ですと、「取引終了条件」に%指定の損切りを入れる、などですね。

1トレードあたりのドローダウンが-50%などの大きい数字になるとメンタル的に影響が大きく、システムトレード初心者の方にとっては特に運用継続がきつくなりやすいと思いますので、

1トレード単位でのリスク管理も重視されるのがおすすめですね〜。

トレシズの「イザナミの使い方」の記事

前々記事:イザナミのちょっと便利な使い方シリーズ(2)
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次々記事:イザナミ2の相場情報機能が凄すぎますね〜汗

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