ゴッドブレス覇のカスタマイズ方法(1)
先日のブログ内容を引き継いだ感じですが、
今日はゴッドブレス覇(に限らず、買い戦略全般のカスタマイズ方法の一例)を書いてみたいと思います。
ここ最近の日経平均の下落は、相当厳しいものになりつつありますね〜汗
本来であればリバウンドが入る箇所でリバウンドがないため、逆張り買い戦略にとっては特に厳しい相場ではあると言えると思います。
そこで、買い戦略のDDを抑える手法といたしましては、
「今のような相場では買いシグナルを出さない」
という手法が考えられます。
具体的にゴッドブレス覇を例にしてあげますと、以下のようなカスタマイズ方法が有効ではないかと考えられます。
(1)バックテストの仕掛けパレット02:01、03:01、04:01の項目を削除する
(2)次に、相場情報の「日経暴落」の集計条件を、「終値が移動平均(安値)(75日)より小さい」に変更する
これだけで、直近のDDは抑えられます。
…通算利益率が落ちるという欠点はありますが(コラ
通算利益率が落ちる原因といたしましては、やはり上記設定ですと
「リバウンドが一切取れない」
という点が全てだとは思うのですが、
逆に上記設定のメリットといたしましては、
「2008年のリーマンショックのような、一方的に下げ続ける相場におけるDDが高確率で抑制されやすい」
という点だと思います。
また、過去の検証上の通算利益率が落ちる点が気になるところではありますが、将来的にどちらの設定の成績が良くなるかは地合次第なところもありますので、
試す価値はある手法だと思っていますね〜。
また、別な考え方としましては、
上記設定はどちらかというと上昇トレンド向けのロジックとなりますので、
(1)上記設定をメインとして総資金を増やす
(2)そして、ゴッドブレス覇(に限らず、買い戦略)の標準ファイルの方は、(1)の設定の半分など、資金を落として使う
といった感じにしますと、上昇トレンド向けのロジックの方の影響の方が強くなりますので、買い比重が高い方にとっては1つの有用な手法になるといえるかもしれませんね〜。
(1)の手法の欠点は、「とにかくリバウンドが全くとれない」の一語に尽きます苦笑
そのため、個人的にもどちらがいいのか断言できない部分はあるのですが、
「買いは上昇トレンドのみで」
という手法も存在するという点だけは申し上げられると思いますね〜。
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