同一業種シグナルの多発時には?
日経平均もようやくまともなリバウンドを見せ、NYも上がっていますね〜。
一般的な従来の相場では、下落トレンドの中でもこういったリバウンドがよくあるものですが、とにかく最近は少なすぎました苦笑
ようやくまともな動きが見られるようになってきた感もありますが、とにかくこのリバウンドは買い戦略にとってのオアシスといったところでしょうか。
今日手仕舞いとなりましたので昨日のスイングキュルLBのストップ高銘柄を書きますと、4350メディカルシステムネットワークでした。
ただ、ストップ高の銘柄よりも、同じく保有していたグリーやDeNA(DeNAは資金ファイルによっては保有はありませんでした)の方が利益率が高かったのが意外でしたが苦笑
今日は参考のため、朝一からメディカルシステムネットワークの気配を見ていたのですが、
朝一の気配は470円付近とあまりいいものではありませんでした。(前日終値495円)
その直後の8:10ぐらいでしょうか、
突然7万株ぐらいの成行買い注文が入り、ストップ高気配になっていましたが、
その間に売り注文が4万株ほど増え、
それを確認してからでしょうか、8:20分ぐらいに7万株のハシゴが外され、気配上は420円近辺のストップ安気配となっていました汗
8:40ぐらいまで気配が大差なかったためヒヤッとしましたが、
その後は狙っている人が多かったのでしょうか、気配は上がる一方で、
8:55以降は一気に加速しました。
個人的に思いますのは、7万株の注文が一度に消えたので一人の注文だとは思うのですが、
こういった見せ板はどうにかならないものかと思う点ですね〜苦笑
システムトレード的にはあまり関係ないのですが、
個人的には、7万株の注文を入れた人は、売りが増えているのを見て今日は弱いと判断したのだろうな、また安い気配をみてできるだけ安く買いたいためギリギリに注文を入れようと考えている人が多いのだろうな、などと勝手にストーリーを作って楽しんでいます笑
また、最近は各銘柄の板を見ても本当にアルゴリズム売買といいますか、明らかに機械が行っていると思われる売買が私の目視でも増えています。
人の目から見て分からない程度のものであればいいのですが、
ひどいものになりますと、
300円と298円の板で100,000株が1秒毎に交互に点滅するようなものもあり、
明らかに規制に引っかかりそうなものもありますが苦笑
だいぶシステムトレードのお話からは反れてしまいましたが、
上記スイングキュルLBのようにシステムトレード戦略では、
グリー・DeNA・KLab・サイバー・ミクシィ(これらはソーシャルゲーム・SNS関連ですね)のシグナルが一度に出たりと、
同一業種のシグナルが一気に出ることがよくあります。
同一業種は同じようなチャートの形を描くためこれはしょうがない部分もあるのですが、
今回のように当たる場合は大きいのですが、外れた場合はダメージが大きくなる場合もあるためなかなか難しいところです。
そのためどちらがいいとは申し上げられないところもあるのですが、
リスクヘッジを重視したい方の場合には、最適分散投資の段階で同一業種シグナルが大量に出た際には、
「同一業種のうち優先順位が下の方を省き、代わりに他業種の中で優先順位が高いものを採用する」
という手法も面白いかもしれません。
この手法はやや裁量が入る感はありますが、
保有銘柄が全部同じ動きをすることを多少なりとも避けられる場合があるという点では、リスクヘッジにつながる手法だとは思いますね〜。
…ちなみに私の場合ですと、戦略が多すぎるため全てシグナルに従っています苦笑
前々記事:続・オーバーフィッティングについて
前の記事:普遍性を考えるのも手かもしれません。
今の記事:同一業種シグナルの多発時には?
次の記事:アップティックルールについて考える
次々記事:下落トレンド対策には時間分散も有効です。