システムトレードブログ

ヒノカグ【上方カウンター】のカスタマイズ方法(2)

トレシズカスタマイズ方法

上方カウンターの空振りが気になるというお問い合わせをいただいたことがありまして、

カスタマイズ方法をいろいろ研究してみました。

上方カウンターではわざと空振りを増やすことにより、

・寄り天の相場でのDDを抑える
・また、上方ブレイクとの相性を考え、NYダウ上昇時には上方カウンター分の資金を空ける

といった狙いがあります。

たとえば上方カウンターと上方ブレイクですと、

・NYダウ上昇時には上方カウンターの約定数が減り、上方ブレイクの約定数が増える
・NYダウ下落時・または下落トレンドでは上方カウンターの約定数が増え、上方ブレイクの約定数が減る

という振り子のような役割を果たしています。

そのため、私個人の場合ですと、標準ファイルの資金200万円をそれぞれの得意相場に担当させてフル活用することを目指していたりします笑

上記はコンセプトのお話ですが、

上方カウンターの動きを仕掛け方法をかえていろいろ調べてみました結果、

前回の内容とかぶりますが

「NYダウが上がった時には成行、下がった時には従来通り(ただし、日経平均が過去100日の安値を割り込んでいるような地合も従来通り)」

というのが空振りが少ない中では最もパフォーマンスがいいようです。(特に明確な上げの地合で強くなるようです。)

そのため、たとえばですが、日経平均がトレンドラインより上方にいる間は上記設定を使うというのも1つの手とはいえるかもしれませんね〜。

今回私はどちらかというと資金を空けることを念頭に置いておりますため成行にはしませんが、

こういう際にフォワードを試す場合、私の場合ですとたとえば資金が200万円だとしたら、100万円+100万円といった感じで資金を2つに分けてそれぞれを試す場合が多いです。

そして特に実験側の戦略側に運用停止予定DDを設け、「10万円の損失で停止」といった感じでマイルールを設定する場合が多いですね〜。

いろいろ書かせていただきましたが、上記を推奨させていただいているわけではなく、あくまでご参考程度に見ていただけると幸いです笑

↓上方カウンターをNYダウが上がった時には成行、下がった時には従来通りにした場合の結果

ニッパー様のサイトでボラティリティをご紹介いただき、大変ありがたく思っております笑

■「ヒノカグ」システムにフォワードテストが好調だった2つの戦略が追加された!
http://ameblo.jp/nipperjapan/entry-11388590760.html

ヒノカグ【上方カウンター】のカスタマイズ方法(2)(1)

ヒノカグ【上方カウンター】のカスタマイズ方法(2)(2)

トレシズの「カスタマイズ方法」の記事

前々記事:ヒノカグ【上方カウンター】のDDを抑える方法
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