(22)最適分散投資の優先順と引き当て順とは何ですか?
今日は買いスイングにとっては正直痛い相場でしたが、
思った以上に日経の寄り付きが強く、最近はNYダウとの連動性が以前よりは多少弱いような傾向が見受けられますね〜。
もちろん連動性の弱さがずっと続くわけでもないとは思っていますが(コラ
ただ、2011年以降NY-300程度は頻発しておりますため、少々感覚が麻痺しているような気がするのがなんとも微妙ですね〜苦笑
今日はよくある質問と回答シリーズです。
■最適分散投資の優先順と引き当て順とは何ですか?
優先順とは、おそらく最適分散投資で使われているテクニカル指標の順位だと思います。
たとえば、優先順設定のテクニカル指標が「移動平均乖離率(終値)(15日)が小さい順」となっていましたら、
シグナル銘柄のうち、移動平均乖離率(終値)(15日)が最も小さい銘柄が1位になります。
たとえば8007高島(移動平均乖離率(終値)(15日):-7.89%)と、4344ソースネクスト(移動平均乖離率(終値)(15日):-4.27%)というシグナルの場合には、
8007高島が優先順1位、ソースネクストが2位になると思います。
そして、まさに名前の通り、上記例ですとソースネクストよりは高島が優先される感じですね〜。
引き当て順は優先順とほぼ同じ意味だとは思われますが、
たまに若干優先順と引き当て順が変わる場合があります。
どちらかというと引き当て順の方が重要な意味を持っているような気もしますね〜。
ただ、引き当て順が1位でも、余力がなかったり上限下限の範囲外の場合等にはシグナルから除外され、
2位が優先されることもあるのでご注意ください汗
あくまで個人的にですが、本来はやはり引き当て順が上位の銘柄をシグナルとして出したいと考えています。
これはなぜかといいますと、「引き当て順上位の方が、より一層最適分散投資のテクニカル指標の優先順上位である」ためですね〜。
本来であれば、
引き当て順が10〜20あたりの銘柄に仕掛けるよりは、
引き当て順が1〜10あたりの銘柄に仕掛けたいところです苦笑
ただ、たとえば私のデイトレのように上限投入額を下げていますと、
極端な例ですと任天堂が1位だったとしてももちろん仕掛けることはできません汗
そのため、引き当て順1位は除外され、2位が優先されるような形になります。
これはいろいろ対策を考えてみたりもしたのですが、
資金が小さい場合にはどうしても避けられません苦笑
これは私の上方カウンター個人用などでもそうなのですが、結構1位が上限下限の範囲外になってしまいます。
とはいえ、1銘柄の平均投入額が10万円近辺で、1位のみ50万円近辺だとしましたら、
50万円近辺の銘柄から受ける影響が大きくなりすぎてしまって精神的に悪影響ですので、
これは致し方のないところなのかもしれませんね〜苦笑
理想的には、
フォワードが良い戦略であれば複利で投入額上限は増えていきますので、
序盤はあきらめるとして、将来的には完全に引き当て順の順番通りに仕掛けることができるようになればベストだと思っております笑
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