アップティックルール対策が難しいですね汗
大晦日ですね〜。皆様はゆっくり過ごされていますでしょうか。
個人的にはあまり普段と変わることはなく、若干遅い大掃除をしながら(コラ、
普通に売り戦略の開発をしております苦笑
買い+逆指値は去年のトレンドでしたが、
その一方「売り+逆指値はどうなのか?」という疑問が沸いてくると思います。
もちろんロスカットの際に使う損切りという意味合いでは上記はよく使う手法でして、
現物買いor信用買いの反対売買の際に使う逆指値には特に制約はないため非常に便利です。
ただ一方、「空売り+逆指値」となると話が変わってきまして、
空売りの場合には例によって50単元制限+アップティックルール対策が必要になってきます。
まず、同一銘柄を同一日に51単元以上空売ることはできませんため(実際には5分以上間を空けるとできたり、もしくは証券会社を変えるとできることはできるのですが、決まりに反する形になります汗)、
イザナミ側では単元制限で51単元以上のシグナルを出さないという対策はもちろんのこと、
複数の売り戦略同士のシグナル合計でも、同一銘柄で51単元以上のシグナルを出さないようにする必要があるとはいえるかもしれませんね〜。
上記は単元株数に気をつければいいというだけのお話ですのでそこまで難しくはないのですが、
問題はやはりアップティックルール対策です汗
売りのシストレ戦略の多くが成行・指値・寄指の売りの場合が多いと思うのですが、
ここで素朴な疑問で、
「なんで逆指値はないんだろう?」
といった点があるかもしれません。
成行は問題なしとして、指値や寄指の場合、前日終値以上の値で指す分にはアップティックルールに引っかからないため問題ないとはいえるかもしれません。
一方逆指値ですが、個人的な検証上では逆指値の空売りにはいろいろ制約というか問題点がありまして、これがまさにアップティックルールによる影響です。
たとえば99円以下になったら成行で空売りという逆指値注文の場合、
99円をつけた瞬間に空売り注文が発動するわけですが、
その瞬間に一瞬でも100円という株価をつけた場合、「注文が失効する」という現象が起きます汗
アップティックルールではそのときの最新の株価未満の値では空売ることができませんため、
逆指値注文が発動した瞬間に成行で売れるかどうかはそのときの板の状況によって変わってきます。
売れるタイミングであれば普通に約定し、売れないタイミングであれば失効し、その注文がなかったことになるという感じですね〜。
このあたりは証券会社により差がある部分だと思っておりますので大納会でも売りのテストをしていたわけですが汗、
ライブスターの場合ですと上記の場合には単に空売り注文が失効するだけのような感じです。
このあたりはもうすこしいろいろな証券会社で検証が必要だと考えておりますが、
逆指値を使った売り戦略の場合、「約定率がイザナミによる検証結果よりも低くなる」という点は避けられないのかもしれないですね〜汗
アップティックルールの多少の解決策としましては、上記99円をつけたら売る場合、
「99円以下になったら50単元以下を指値100円で空売る逆指値注文」
にすれば問題はなさそうですが、これは明らかに約定率が低くなりそうです汗
このあたりはザラ場を見ることができれば、約定していなければ再度空売ることで解消はできますが、
忙しい方にはもちろん上記のような手法は採用できませんため、逆指値の売りが販売戦略として成り立つかどうかは非常に難しいところですね〜汗
このあたりは来年の相場で私自身トレード日記側の新戦略により検証してみたいと思っていますが、
ひとまず売りの逆指値で手ごたえを感じるロジック自体はできました汗
もうちょっと煮詰めて、来年のトレード日記で約定率等を含めて掲載させていただきたいと思っておりますので、
何かしら気づいた点がありましたらブログに書かせていただきますね。
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