トレンドライン+シストレという考え方もあると思っています。
これはブログで時々書かせていただいているのですが、
「シストレ戦略にトレンドラインの考え方を取り入れる」
という手法があります。
これはぺぺろん氏の手法ですが、
具体的には、トレンドラインの上にいるか下にいるかどうかを判断することによりポートフォリオ内の戦略の組み合わせを変えていくというものです。
今は非常に強い地合で、どこまで行くのかが私にも見当がつきませんね〜汗
しかも私の場合ですと、
「そろそろ下がりそうだなぁ」
と予想したとしてもまず当たらないため苦笑、
悲しいことに予想するだけ無意味ということが過去の経験上から分かっています汗
そのためいつからか、
「予想するのではなく、結果論でどっちに行ったかでトレンドを判断する」
という考え方に変わってしまいましたね〜。
この考え方はトレンドラインがある程度はっきりしてから判断する必要がありますため、
相場の方向が転換する際の初動をとらえることが厳しく、感知が遅いのが欠点ですが、
大体数か月レベルの中期の動きをとらえるのには適しているのではないかと思いますね〜。
ひとまず下の方に図をアップしてみました。
(※注:上昇の頂上の青丸の位置は適当ですので、そこが実際に頂上になるというわけではないのでご了承ください汗)
これは結果論ですが、
オレンジのラインを超えたため現在は上昇トレンドになったとも考えられます。
そのため、ここで売り戦略を減らす考え方もあります。
そしてこういったオレンジのラインを超える瞬間が、逆張り買い戦略の最も得意とする時期ですね〜笑
しばらく上昇が続いていきますと、やがて逆張り買い戦略のシグナルがやや減っていき、
今度は順張り買い戦略のシグナルが増えていきます。
そしてどこまで上昇が続くのかは分かりませんが、
1つ言えることはこの上昇の頂上が、順張り買い戦略の最も苦手とする箇所だと思っておりまして、
この際にDDになるのは避けられないかもしれませんが、震災相場のような例をのぞく普通の相場であれば、
ロット管理をしっかりしてさえいれば、順張り買い戦略で上昇相場で出した利益に比べると大したことはない場合が多いとは思っていますね〜。(絶対ではありません汗)
こういったいつくるか分からない頂上への対策のために、
私の場合ですとDDになることが分かっている上でゴッドレイズやフューズドなどの逆張り売りを使っているわけですが、
「上記オレンジのラインを超えた際に売り戦略を停止した場合にはどこで再開するのが一般的なのだろうか?」
といった疑問が沸いてくるかもしれません。
こういった際には比較的シンプルで、私の場合ですと図の紫のラインを下抜いたら売りを再開すると思いますね〜。
そしてそのまま下にいけば続行、逆に紫のラインをすぐに再度上抜いて頂上を超えたら停止という感じでしょうか。
この手法も絶対ではなく、こういったダマシ的な動きもあるためその際にはくらいますが汗、
このトレンドラインを導入しますと、特に2008年のような下落相場における買い戦略のDDや、2005年のような上昇相場における売り戦略のDDを抑えることはまず間違いなく可能だと思っていますね〜。
「上昇相場では売りを停止したい!」
とお考えの方には、手間ではありますが、個人的にはこのトレンドラインを引く作業がおすすめですね〜。
あとはトレンドラインに従い、こういうときにはこうする、といったマイルールを設定していくだけです笑
このあたりは戦略に導入したいと思い何度も試みたのですが、今のところ厳しいですね〜汗
現時点では、手作業が無難だと思っています苦笑
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