リアルタイムシステムトレードの検証(2)
前回リアルタイム株価を使ったシステムトレード手法について書かせていただきましたが、
今日は図を交えてもう少し詳細な内容を書かせていただきたいと思います。
下の方に図をアップさせていただきましたが、
上の方が今日の9419ワイヤレスゲートの分足チャート、
下の方が4974タカラバイオの分足チャートです。
私が現在試している手法は前回書かせていただいた通りですが、
■リアルタイムシステムトレードの検証
https://www.torezista.com/blog/blog_871/
おおまかには
・ゴッドブレス2他、各戦略のシグナル銘柄のみが監視対象
・当日上昇している銘柄のみが売買対象
・日足でブレイクアウト間近orブレイクアウトしている銘柄のみが売買対象
という感じなのですが、
ここで問題となってくるのが仕掛けタイミングですね苦笑
私の場合ですと、「9:30以降に、当日の分足の高値を超えた瞬間に仕掛ける」という手法を試しています。
かといって分足の高値を超えている銘柄なら何でもいいのかといいますとそういうわけでもなく、
こちらにつきましては下図の9419ワイヤレスゲートのように調整中の銘柄のみを監視対象とし、
当日の分足の高値を超えた瞬間に買いを入れるようなイメージですね〜。
なぜこういった調整中の銘柄のみを狙うのかといいますと、
「こういった銘柄は安値がある程度固まっているため、負けトレードになったとしても損切り幅が限定される場合が多い」
ためですね〜。
逆に、タカラバイオの後場の高値1410円あたりの位置ですが、
マザーズのランキングでも上位に位置し、順位をどんどん上げているためつい買ってしまいたくなる位置ですが、
こういった上昇真っ只中の銘柄の場合、直近の安値の谷(1316円)までの距離が遠すぎるため、
急落した際に予期せぬDDとなる場合があります汗
実際今日のように急落する場合もありますし、
私自身の検証上でも、たとえ自信があったとしても損切りラインに到達することが山のようにありますため、
「上値に期待するというよりは、下値を限定させる」
という点を重視しています笑
この手法は若干裁量のようにも見えますが、
監視対象銘柄がシステムトレード戦略のシグナルのみという点から考えますと過去のデータ上の裏付けがありますし、
「システムトレード戦略のシグナルをベースとし、当日の株価を使って勝率を上げることを目指す」
という意味ではやはり次世代のシステムトレードの形なのかもしれない、とも考えていたりします汗
まだまだ検証中ですので、気づいた点がありましたらブログに書かせていただきますね。
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