システムトレードブログ

個人的な一日のシストレ作業の流れ

トレシズ運用方法

今日は、ご参考にいただけるかどうかは全くの謎ですが、

私のシストレにおける一日の流れを書かせていただきたいと思います笑

■(1)前日夜に、まずは保有銘柄の手仕舞い注文を入れる

イザナミの手仕舞いシグナルを見つつ、ひとまずは最初に手仕舞いを手動で一気に入れます。

時間があるときはこの際にのんびり夜間PTSなどを見ていることもあります笑

■(2)イザナミで抽出した仕掛けシグナルCSVを戦略毎に保存する

私の場合ですと、複数売買ルールは一切使わずに、各戦略ごとにバックテストをして別々に仕掛けシグナルCSVを保存します。

これは、各戦略の日々の成績をチェックしたり、または戦略同士のシグナル重複時に一方のシグナルを削除しやすくするためですね〜。

正直手間がかかるのですが苦笑、

ただ多元複利運用の場合特に

「成績がいい戦略は自動的に資金を大きくし、成績が悪い戦略は自動的に資金を小さくする」

という点を重視したいため、戦略毎に検証しています。
(複数売買ルールファイルを使うと、上記が実現できないためです。)

複数戦略で同じ銘柄にシグナルが発生した際には、合計仕掛け金額が総資金の5%を超える場合のみ、片方の戦略の該当銘柄シグナルを削除します。

■(3)自動発注ツールを使って発注する

たとえば私の明日の仕掛けシグナルは140銘柄もあるのですが汗、

これを手作業でやるのにはやはり無理があります苦笑

今振り返りますと、かつてはよくこんな作業を手作業でやっていたものだと思います汗

私の場合はライブスター証券で信用・現物、IFD注文やOCO注文、逆指値注文等を戦略によって使い分けているため、独自の自動発注ツールを使っています。

私のツールですと手仕舞い機能がありませんため苦笑、

アイアン鉄様の発注野郎が便利だと思いますね〜。

・発注Excel。その名も「発注野郎」ライブスター専用
http://tetsuiron.blog.fc2.com/blog-entry-244.html

これで前日の作業は完了です。

メンタル的な負荷を増やしたくないため、NYダウやCME等は前日段階ではあまり見ないようにしています苦笑

■(4)当日朝、リアルタイム株価ツールを起動する

まず朝起きたら、タワーを利用して半リアルタイム株価を1分毎に取得する自作ツールを立ち上げます。

これは個人戦略のオーバーナイトブレイクやオーバーナイトテストで必須のツールなのですが、

これらの戦略はザラ場中の株価を使わないと運用できないためやむをえずこういう形になっています汗

ただツールといっても中身はシンプルで、日々の売買代金が5千万円以上ある銘柄限定の値上がり率ランキングを表示しているような感じです。

売買代金が小さすぎて仕掛けられないような銘柄が除外されるため、個人的には重宝しています笑

■(5)9:00ちょうどに、ヒノカグ・ショート【リフレクト】のシグナルに仕掛ける

ヒノカグ・ショート【リフレクト】の個人用では、寄り付きの株価を見て仕掛け判断をするため、朝一に発注しています。

もちろんヒノカグ・ショート【リフレクト】の販売用戦略ではこんな手法は使えませんため、

販売用戦略側ではこういった作業が必要ないように構築しています笑

■(6)10:00頃まではオーバーナイトブレイクのシグナルを監視

自作ツールを監視しつつ、ザラ場で当日の傾向や、もしくは気になる銘柄等を見たりします。

私の場合ですと、この際保有銘柄の動きはあまり見ないようにしていますね〜。

見ても悪影響しかない場合が多いためです苦笑

あとは、約定銘柄に10:00頃の段階における当日安値を割り込んだら損切り、といった損切り設定を入れたりもしています。

■(7)10:00過ぎに、手が空いているようだったらゴッドブレス2のシグナル外銘柄を監視

これは最近試している手法で、具体的には過去記事の内容通りです。

リアルタイムシステムトレードの検証
https://www.torezista.com/blog/blog_871/

リアルタイムシステムトレードの検証(2)
https://www.torezista.com/blog/blog_873/

重要視しているのは、

・監視対象はあくまでゴッドブレス2のシグナル銘柄のみ(かつ、当日に仕掛けていない銘柄のみ)
・直近高値ブレイク間際または直近高値近辺にある銘柄限定で、値上がりの最中というよりは横ばいの銘柄のみ

という点でしょうか。

特に後者は重要で、今年特に顕著な傾向が出ているような気がするのですが、日足で最高値近辺にある銘柄ほどよく上がりますね〜。

…これは単に今の地合が強いせいだけかもしれませんが笑

この手法では押し目や逆張りは一切使わず、買いにしても売りにしても順張りのみです。

買いだったら前日比プラスの銘柄限定、売りだったら前日比マイナスの銘柄限定という感じですね〜。

条件に合う銘柄が発見できた場合のみ、テスト目的で売買し、検証しています。

■(8)14:20頃から、デイトレ注文の取り消しと、デイトレ保有銘柄の引成注文を入れていく

これは本当は14:50などギリギリにやったほうがいい作業なのですが、

ここ最近戦略が多くなりすぎてこの作業に20分以上かかるようになってきましたため、

やむをえず前倒しでデイトレ注文の取り消し等を行っています苦笑

この際に、引成で空振る可能性のありそうな銘柄のみメモしておき、

そういった銘柄は14:56ぐらいに成行で手仕舞います。

引成で空振る可能性のある銘柄とは、新興銘柄で板の薄い銘柄の場合が大半ですね〜。

たとえば新興銘柄でもシステムソフトやUSEN等の低位株は板が厚い場合が多いため、よほどの売り数量でなければ空振ることはそこまでないと思いますが、

たとえばジアース等、板が薄く、かつ1株単位等の細かい銘柄は引成で空振りやすい傾向にあるようです。

もしくは、今日のDNAチップ研究所のように特売りとなっていても空振りますが、これはやむをえませんが汗

逆に東証一部銘柄のそこそこ売買代金がある銘柄は、個人的な検証上では引成で空振ったことがそこまで多くないため、東証一部銘柄の場合は引成を入れて放置しています笑

■(9)14:50からは、オーバーナイトテストのシグナル抽出に集中

オーバーナイトテストでは引けの株価を使っておりますため、引け間際の数分が勝負です苦笑

引けはどこで終わるか分からないため誤発注の嵐ですが、

とにかくHYPER SBIと自作ツールの両方を駆使してなるべく誤発注を減らすべく集中している感じです笑

■(10)終了後は成績の集計

勝っても負けても、無感情に成績を集計しています(ぇ


と、いろいろ書かせていただきましたが、システムトレードは基本上記まで忙しくはありません苦笑

特にザラ場を見る必要は普通はないでしょうね〜。

あくまで個人的なスタイルで、しかもテスト目的の内容も入っておりますため、

無理やり忙しくしている感じです苦笑

トレシズの「運用方法」の記事

前々記事:含み損に耐える方法?
前の記事:各戦略の保有総額のバランスによる各種トレンド対応
今の記事:個人的な一日のシストレ作業の流れ
次の記事:各戦略間の同一シグナルは避けるべきか?
次々記事:損切りについて語るシリーズ(1)

おすすめ記事

シストレ継続に必要な5ステップ

個人的には、システムトレードを始めようと思う方は、株を全くやったことがない方か…

資金50万からのチャレンジ(3)

個人的には低資金の場合は攻めのスタイルという感じですが、私が考える攻めのスタイ…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る