分足を使ったデイトレード戦略を考える(2)
ちはやふる2が面白くなってきましたね〜。
今はこれと新世界より、キングダム等を見ておりますが、ちはやふる2が一番面白いです笑
そういえば最近分足デイトレード戦略について書かせていただいておりますが、
戦略開発以外では、もっぱら分足デイトレード戦略の研究に燃えています笑
現時点で、気づいた点について書かせていただきたいと思います。
■当日の株価を使える場合には、当日の売買代金を検証に含めるのが有効?
一般的な戦略は日足のため、もちろん仕掛け当日の売買代金を考慮に含めることはできませんが、
分足デイトレード戦略の場合ですと当日の売買代金を実際に検証に含めることができる点が大きなメリットの1つですね〜。
よく株の書籍などでは
「売買代金が増えている銘柄を中心に狙うべき」
と書かれているものが多く見受けられますが、
果たしてこれは本当なのかどうかという検証を私自身続けてはいるのですが、
現時点ではデイトレードに関しては上記は本当のような気がしております汗
といいますのも、
・銘柄が暴騰するには通常よりも多くの買い手が必要なため、暴騰銘柄は必然的に売買代金が大きくなる
・直近強い動きをしている銘柄は、3ヶ月前等に比べて平均的な売買代金が増えている場合が多い
・当日売買代金が伸びている銘柄は、売買代金ランキングや出来高急増ランキングに表示されるため注目度が高い(=参加者が多くなりやすい)
などの点からかもしれませんね〜。
また当日の売買代金が大きいと必然的に通常時よりも1ティックごとの板が厚くなり、
仕掛けや損切りの際のスリッページが小さくなりやすいというメリットもあります。
あと気づいた点としましては、9:00〜10:00頃に上値ブレイクしたり、ブレイクアウトしそうに見えるチャート形の銘柄でも、
売買代金を伴っていないと想像以上に垂れるのが早い場合が多いような気がしております。
これはもちろん絶対ではないのですが、割合的にこういう傾向があるような気がしますね〜。
上記のイザナミ+リアルタイム株価における検証の際には、たとえば朝10時頃にリアルタイム株価をインポートした上で、
売買代金が売買代金(1日前)×0.5倍より大きい
といった仕掛け条件で検証できると思います。
この条件は要するに、仕掛け当日に前日の売買代金を超えそうにない銘柄(朝10時に前日の売買代金の半分にも満たない銘柄)を対象から除外するような意味合いですね〜。
■安値→高値(率)を重視?
たとえば
・銘柄A
朝10時時点の安値: 100円
朝10時時点の高値: 102円
安値→高値(率)は2%
・銘柄B
朝10時時点の安値: 100円
朝10時時点の高値: 120円
安値→高値(率)は20%
という2つの銘柄がある場合には、私の場合ですと銘柄Aを抽出したいところです。
あくまで私の場合なのですが、
基本的に私個人用のデイトレード戦略では、当日陽線になっている銘柄の場合には当日の安値を割り込んだら損切りする場合が多くなっています。
そのため、高値付近で仕掛けたとして、安値到達時の損失を抑えるために安値→高値(率)が小さい銘柄のみを対象とするのは有効なのではないかと考えていたりします笑
上記のイザナミ+リアルタイム株価における検証の際には、朝10時頃にリアルタイム株価をインポートした上で、
安値→高値(率)が10より小さい
といった感じで検証しますと、安値到達時に損切りでも、1トレードあたりの最大損失が10%近辺に抑えられやすいのではないかと思いますね〜。
…ただ、当日に+20%など上がっているような超人気銘柄は引けなくなるのが難点ですが苦笑
■日中出かけるのが有効?(コラ
これは単に機械的にシステムトレードを行う際にメンタル面で優位性があると思うのですが、
仕掛けの後、たとえばライブスターのOCO注文を使って利確と損切りを同時に入れておき、
あとは場を見ないために日中仕事をしたり出かけたりしますと、相当機械的な運用になると思います笑
場を見ていますと含み益に耐えられない方もいらっしゃると思いますし、
そういった方の場合には、「忙しくして強制的に場を見ることができないようにする」といった対策も有効なのではないかと思っています笑
やはり含み益を引っ張るというのは、トレードでもシステムトレードでも非常に重要ではないかと思っていますね〜。
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