ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】のカスタマイズ方法(1)
相変わらずヒノカグ・ショート【下方ブレイク】で毎日空売りを続けていますが、
この戦略では主に2月〜3月の成績が悪くないようです。
ただ一方、上昇トレンドの初動に近かった2012年12月〜1月は結構きつかったですね汗
きついといいますか、資産曲線が完全に横ばいでした苦笑
ただ2012年12月〜1月は非常に日経平均の上昇速度が早かったので、
売りでこの地合を耐えきっていたのは今後の強みになりそうな気がしていたりします。
最近いただいたご質問で、
「ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】の販売戦略側でシグナルが出ない日に、トレード日記側でシグナルが出ているのはなぜでしょうか?」
というものがあります。
トレード日記側では、デイトレード版のヒノカグ・ショート【下方ブレイク】をカスタマイズして使っておりまして、主に以下の4点が違います。
(1)トレード日記側では外部指標を未使用にしておりまして、その影響で毎日シグナルが出ます。
これはいろいろな目的があるのですが、基本的にはどんな地合でも空売りを続けることにより、一層効率の良いシグナル発生タイミングや銘柄等を調べたいという意図が一番大きいかもしれません。
ただ外部指標を使わないようにしますと、シグナル数は増えますが1トレードあたりの期待値は大幅に落ちます汗
最近の相場の動きを見ます限り、ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】の販売戦略側は結構タイミングが合っている感じがしますが、
もしご興味のある方は外部指標を外して検証いただくと面白いかもしれませんね〜。
イザナミでのカスタマイズ方法としましては、「ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】」「【強相場用】ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】」両方の仕掛けパレット01:00を削除する感じですね。
(2)トレード日記側では日々のシグナル数を20程度に増やしています。
これも、より多くの銘柄を空売って動きを調べたいという意図ですね〜。
バックテストだけでもいいような気もするのですが、やはり実際にトレードしてみた方が感覚をつかみやすいような気がしています笑
イザナミでのカスタマイズ方法は、「ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】」「【強相場用】ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】」両方の仕掛けパレット03:00の数字を20などに増やす感じです。
(3)トレード日記側では前日高値で逆指値の損切りを入れています。
これはなかなかイザナミでの検証は難しいと思うのですが、個人的には結構有効性を感じております。
といいますのも、想像を絶する強い相場でも1トレードあたりの損失の上限が限られますため、どちらかというと安心感といいますか、メンタル面でメリットがあると考えられるためですね笑
また、買いの逆指値デイトレードですと多くの場合ストップ高に近づく方が早い場合が多いですので、損切りよりも先にストップ高指定の指値を入れる方が有効な気がしますが、
売りのデイトレードの場合、ロジック内容にもよりますがストップ安に近づくよりも損切りラインに先に近づく場合も多いような気がしています。
ただこれは今が強い地合であるためで、強い下落トレンドになれば上記は逆転するのではないかという推測もあったりするのですが苦笑
個人的にはライブスターのIFD注文を使って、仕掛け+前日高値以上になったら成行で損切りという手法を使っています。
(4)トレード日記側では複利です。
販売戦略側の標準ファイルは単利ですが、個人用では例の多元複利運用によりショートも複利です笑
現在1銘柄投入額の上限は15万円ほどですので、最低単元が15万を超える銘柄のシグナルは出ないような形ですね〜。
以上はショートのお話ですが、
ヒノカグ【上方ブレイク】(スイング版)の個人用につきましては、販売戦略に同梱されております複利ファイルとほぼ同一の形となっています。
ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】のスイング版は個人的には今のところ使っておりませんが、
明確な下落トレンドになりましたらデイとスイングの両方を使いたいですね〜。
どうなったら下落トレンドなのかは非常に難しいところですが、
ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】の強相場用ではなく、通常相場用ロジックのシグナルが出るようになったらというのが1つの指針になるかもしれない、と考えております。
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