株の自動売買ツールを作る(2)
株価監視に使う言語ですが、拡張性を考えましてVBで行きたいと思います笑
■Visual Studio
http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn#downloads
VC++やVC#などもありますが、私自身完全に使いこなせないため時間がかかりそうなので、
今回はVisual Basicを選びます。
この言語はどちらかというとプログラム初心者向けだと思っておりまして、
C言語よりははるかに簡単です。
おそらくですが、エクセルのマクロ等ができる方ですと、入りやすいのではないかと思っていますね〜。
ただ本来であれば処理速度的にはVC++が最速だと思われますので、
相当本気のツールの場合にはC言語を使うのがベストのような気がします苦笑
…本気でないのか?という突っ込みをいただいた場合には、「個人的には結構本気」と答えさせていただくところですが笑
あと、プログラマー御用達のテキスト編集ツール、秀丸エディタはもちろん必須です。
シェアウェアですが、無料で使い続けることも可能なので便利ですね〜。
正規表現等の機能があり、重宝します。
■秀丸エディタ
http://www.forest.impress.co.jp/library/software/hidemaru/
■UWSCに引数を渡してみる
今日は、外部プログラム(VBを想定)からUWSC(発注プログラム用)を起動し、引数を渡してみます。
これはどういう目的かといいますと、
発注プログラムを起動しただけでは、
「どの銘柄に何株、成行なのか逆指値なのか?」
といった情報を渡すことができません。
こういった情報をUWSC側に渡すテストですね〜。
まずは簡単な実験をしてみます。
秀丸で以下のような文章を記述し、デスクトップにtest.uwsという名前で保存しておきます。
----------------------------------------------------
PRINT PARAM_STR[0]
PRINT PARAM_STR[1]
----------------------------------------------------
次に、スタート→アクセサリ→コマンドプロンプトで、
「"C:\Program Files (x86)\UWSC\UWSC.exe" "C:\Users\○○○○\Desktop\test.uws" "4321" "2"」
と入力してEnterキーを押します。
(上記パスはご自身の環境に合わせて変更する必要があります。)
こうしますと、コンソール画面で見事
「4321」
「2」
と表示されます。
これは何かといいますと、デスクトップのtest.uwsに、「4321」と「2」という数字を渡しているわけですね〜。
4321は銘柄コード(ケネディクス)、
2は2株です。
これも基本ではありますが、絶対必要な作業ですね。
実際には指値や買いか売り、信用か現物か、逆指値を使うか?といった注文方法のパラメータももたせることが必要になってくると思います。
上記例はPCにUWSCがインストールされている方前提の手法ですが、
実際には汎用性を考えますとtest.uwsをEXE化してUWSCをインストールしていない人でも使えるようにしておいた方がいいと思いますので、
test.uwsをEXE化した上で
「"C:\Users\○○○○\Desktop\test.exe" "4321" "2"」
といった感じにするのが無難だと思います。
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