同時逆指値検証で気づいたスリッページ以外の点
自動売買ツールの方ですが、仕掛けの発注関連のEXEファイル(UWSCをインストールしないでも動くファイル)まで完成しました笑
注文ログを外部テキストファイルに保存するようにし、テスト発注か実際に発注するかも外部の設定ファイルで変更できるようにしてみました。
エラー処理で先日の段階で足りなかったのは、基本的なところで
・ログインID・ログインパスワードミスの際のエラー
・取引パスワードミスの際のエラー
が抜けていました苦笑
このあたりはまた後日書かせていただきますとして、
毎日自動売買ツールについてというのもあれですので(実際にはあまり進んでいないだけですが(コラ、
今日は同時逆指値検証の際に気付きました点を中心に書かせていただきたいと思います。
■同時逆指値検証で気づいたスリッページ以外の点
(1)優先順下位のハイボラティリティ(高変動幅)銘柄を引く場合が多い
現状ヒノカグ【上方ブレイク】(個人用)の1銘柄投入額の上限は10万ほどとなっていますが、
たとえば火曜日の仕掛けシグナルでいいますと、優先順の最上位が2位で、次は9位、最も下は42位と、かなり優先順下位を引いています苦笑
平均すると優先順位20位近辺でしょうか。
販売戦略側は1銘柄投入額が30万などもっと大きいため、10万より単元価格が高い銘柄にも仕掛けることができるので優先順位平均はもっと上位になります。
このあたりが販売戦略とトレード日記側のシグナル銘柄が違う最大の要因とはいえそうですね〜。
火曜日のシグナルは珍しく東証一部銘柄が多いのですが、
基本的には1銘柄投入額の上限を10万などにしますと荒い銘柄が多くなる傾向にはあります。
この「荒さ」を調べる指標にはいくつかあると思いますが、
最も分かりやすいのは「ヒストリカル・ボラティリティ(25,25)」あたりかもしれません。
これは要するに直近25日間の値動きの大きさを調べるイメージの指標ですが、
最終日シグナルの右上2013/04/26のテクニカル指標をヒストリカル・ボラティリティ(25,25)にしてみますと、各銘柄の値が表示されます。
8893 JQ 新日本建物 72.86
8925 マザ アルデプロ 70.70
3624 JQ アスコット 60.54
…
2168 東1 パソナグループ 22.54
9681 東1 東京ドーム 21.96
といった感じで、やはりといいますか新興は荒く、東証一部は穏やかといった感じになります苦笑
今回はそうでもないのですが、基本的に1銘柄投入額の上限10万ですと、
荒い新日本建物やアルデ、アスコットのようなシグナルが多くなります汗
こういった銘柄は荒いことがメリットともデメリットともいえまして、
「勝つときも大きいが負けるときも大きい」
というなかなか微妙な感じになりやすい傾向があります苦笑
ただ、これはこれでやはり販売戦略の標準ファイルとシグナルを変えるのに有効なカスタマイズ方法ではあると思いますので、
1銘柄投入額を下げてこういう荒い銘柄中心にするような手法も、ありといえばありなのかもしれませんね〜。
(2)証券会社が複数あると、意外と現在の残高を見ない?
現在個人的にはライブスター、GMOクリック、SBI、カブドットコム、松井、岡三オンライン、マネックス、丸三、楽天といった口座を持っています。
…全く使っていないところが多々ありますが(コラ
同時逆指値検証では、手数料分を捨てる感じで複数の証券会社に発注しています。
これは私だけなのかもしれませんが、
こういった感じで複数の証券会社を使いますと、メインの証券会社以外の口座残高はあまり見ないようになります(ぇ
といいますのも、ログインして確認するのが手間なためですね苦笑
また、個人的にザラ場中は何かと忙しかったりしますので、
いちいち残高を確認している暇がなくなるせいかもしれませんね〜。
個人的にはこれは結構メリットだと思いました。
といいますのも、やはりザラ場を見ていますと
「銘柄Aはかなり大きい含み益になっているが、銘柄Bは大DDとなっている、どこまで下がるんだろう汗」
といった精神的な負担が小さくないものですよね苦笑
これが複数の証券会社を使っていますと、
実際別々にログインして確認するのが手間なので、自然とあまり見ないようになります笑
これは、機械的にトレードを行うシステムトレードの観点からですと、
一喜一憂がより減るためメンタル的にメリットがあるとはいえるかもしれませんね〜。
唯一問題は、引成が空振った際などもあまり見てませんので(コラ、
気づいたら1週間ぐらい保有しっぱなしの銘柄などがある場合があったりしますが(ぇ
…これもおそらくは私の場合だけだとは思います苦笑
ただ、まったくアフィリエイト目的ではないのですが、
証券会社を複数使いますと、手数料的には若干不利な面もありますが、
・上記のようなメンタル的なメリット
・証券会社のリスク分散
といった見えないメリットがあったりすると思います。
証券会社の口座開設は結構手間ですが、ただ無料ではあるため、
お時間のある時に開設を検討されるのも結構おすすめだったりしますね〜。
(3)各証券会社のHPの軽さ
これはおまけですが、
各証券会社で発注する際、最もページ遷移が軽いのが松井、重いのがカブドットコムという感じでした。
意外と松井は盲点だったのですが、手動発注の際は慣れると意外と快適です笑
そういえばカブドットコムが発注関連データベースの刷新作業を完了したとのことで、
今後の同時逆指値検証におけるカブドットコムの結果が楽しみですね〜笑
前々記事:株の自動売買ツールを作る(4)
前の記事:株の自動売買ツールを作る(5)
今の記事:同時逆指値検証で気づいたスリッページ以外の点
次の記事:株の自動売買ツールを作る(6)
次々記事:株の自動売買ツールを作る(7)