短期投資の時間分散
あくまで個人的な経験上ですと、
「短期投資でも、時間分散はかなり有効な場合が多い」
と考えております(ぇ
短期投資の時間分散とは?
たとえばですが、
戦略Aの初期資金が100万、
DD用資金が100万で合計200万だったとします。
そして、
- 戦略AのDDが10%を超えてきたら、DD用資金30万を戦略Aの資金に追加する
- 戦略AのDDが20%を超えてきたら、DD用資金30万をさらに戦略Aの資金に追加する
といった感じの手法です。
※もちろんリスク的に限度がありますので、運用開始前に上記条件で徹底的に検証しておく必要はあります苦笑
※また、上記はDD%を使った一例ですが、
たとえばTOPIXが〇%下げたら資金を追加するといった手法も有効と考えます。
時間分散を適用する戦略は?
個人的には上記を主に、
・過去の暴落相場で必ず反発している、成行系の逆張り買い戦略
※DDは大きくてもOK
に適用する場合が多いです。
過去の暴落相場で、
DDは大きくても必ず反発している買い戦略というのは、
カーブフィッティングの可能性がかなり低くなるため、
というのも大きな理由かもしれませんね。
トレシズ戦略でいいますと、
わらしべハイパー2のような戦略が該当すると考えます。
個人的なスタイルですと、とにかく「押している時」に資金を追加します苦笑
私自身の経験上、
戦略の調子が良すぎる時に資金を追加した場合、
…2013年のような相場をのぞいてはロクなことがなかったため、
最近は入金時期も逆張りになっています苦笑
実際、
戦略の調子が良すぎる時というのは、
検証上の期待値よりも上の結果が出ている時期だと考えられますので、
「絶対とは言えないものの、いずれ帳尻合わせが来る場合が多いのではないか?」
と考えます。
それだったら、
「帳尻合わせが来た後にロットを増やした方がいい」
という考え方ですね~。
長期投資でも、「相場が押している時に多く仕込む」というのが1つの手法
実際、
長期投資などでも、
「相場が押している時に多く仕込む」
という考え方が基本かな、と考えます。
短期システムトレードにおきましても、
買い戦略のDDが大きくなる時期というのは市場全体が押している場合が多くなりますので、
そういった時期にロットを増やすのは結構正しいアプローチ方法なのではないか?
と考えているところがあったりしますね汗
※なお、上記はあくまで個人的な考えであり、必ずしも正しいというわけでもありません苦笑
一例としてお考えいただければと思います汗
運用開始時期の時間分散
あくまで個人的なスタイルですと、各戦略を運用する際、「開始時期を時間分散する」という点を結構意識しています。要するに、開始時期をずらす、ということで…
資金管理方法の考え方
今日は資金管理方法についてです。まず、とある戦略の最適分散投資後の結果をアップしてみます。こちらは資金500万の最適分散投資結果です。これをそのまま使う…
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