2つの逆張り買いを使う場合の資金量の調整方法
地味にこのあひる(村長?)の画像が気に入っています笑
2つの逆張り買いといいつつ、3羽ですが…汗
今日は、以前の記事の逆張りバージョンについて書かせていただきます。
> 前記事:2つの順張り買いを使う場合の資金量の調整方法
個人的な、逆張り買いに対する考え方
あくまで個人的な好みですと、
「逆張り買いでは、常にパワーが落ちないようにする」
という点を重視しています。
これはどういうことかといいますと、
たとえば開始資金が500万だったとしまして、
開始直後にDDが来てしまい、資金が450万になったとします。
この際に、
・DD前には500万のシグナルを出していた
・DD後には450万のシグナルとなった
という動きはまずい、ということです汗
といいますのも、
DD前のパワーよりもDD後のパワーの方が小さいため、
「リバウンドでDD分を回収できない」
といった事例が増えるためですね~。
上記の解決策の1つとしましては、
初めからDD用資金100万を設けておくことにより、
・DD前には400万のシグナルを出していた
・DD後にも400万のシグナル
といった形が考えられます。
複数の逆張り買いの資金調節方法
逆張り買いの場合でも順張り買い同様、
指値/逆指値系が使われている場合には、
「約定率」
は無視できない要素ですね~。
逆張り買いの約定率も基本、
常に上記40.89%で一定というわけではなく、
組み方にもよるのですが普通は、
・主に相場の押しが強い際には約定率が上がりやすい
・押しが弱い際には約定率が下がりやすい
といったイメージで考える必要があります。
逆張り買いのポジション量を調整するおすすめ手順(1)
まずは複数売買ルール化ですね~。
といった感じで複数売買ルール化してみます。
これはもちろんご自身の資金量に合わせる必要がありますね。
逆張り買いのポジション量を調整するおすすめ手順(2)
この組み合わせの場合、
・押し目では100%近いポジション量になる場合がある
・ボラがない順調な上昇相場ではポジション量が多少減るため、こういった相場向きの戦略の追加余地がある
(または各戦略の投入額を増やす余地がある)
といった感じで考えられます。
逆張り買いのポジション量を調整するおすすめ手順(3)
次は下落トレンド時の「株式評価額」を確認します。
これはこれで下落トレンド未経験の方には向いた内容とも考えられますし、
・もうちょっと市場の押しを狙う戦略の追加余地がある
・また、リバウンド時のパワーを補う目的で、資高【フォロー改】のようなリバウンド狙いの戦略の追加余地がある
といった風にも考えられます。
上記のような感じで、やはり
「日次損益を見ながら調整していく」
というのがおすすめですね~。
実際のところ、
完璧に調整したつもりでも、
実運用段階ではやはり、
「ちょっと刺さりすぎる」
といった事例がしょっちゅう出てきます苦笑
> 買いのポジション量が増えすぎた場合には?
そのためやはり、
まずは事前に十分にチェックをした上で、
実運用段階でさらに調整していく、
というのが個人的なスタイルかもしれません。
フルポジションにできるかどうか?
たとえばシストレ総資金が500万だったと仮定します。この際に、「資金効率」を追いますと、やはり理想は「日々500万のポジションがあること」だと考えます苦笑…
買いのポジション量が増えすぎた場合には?
寄指や終日指値戦略等で、「刺さりすぎる」という場合があります。これは特に、複数売買ルールを使わず、戦略個別にシグナルを出している場合でありがちだと思…
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