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待つも相場のパワー

トレシズシストレの開発・カスタマイズ
待つも相場のパワー

個人的によく取り入れる考え方の

「待つも相場」

ですが、

具体的にはどういう戦略に取り入れる場合が多いか?

について書かせていただきます。

実際に取り入れるタイプの戦略

シストレ戦略(カスタマイズ前)

たとえばこのような、

新興50日線下で調子が悪い戦略に取り入れる場合が多いですね。

シストレ戦略(カスタマイズ後)

こちらはマザーズ50日線上でのみシグナルを出すようにカスタマイズした事例で、

DDがだいぶ小さくなっているのが分かります。

「バランス型」のポートフォリオの場合

たとえばポートフォリオのバランスで戦う「バランス型」の場合、

「利益発生時期と損失発生時期が異なることが重要」

と考えます。

この4月~5月でDDが大きい場合には、

ポートフォリオ内で損失発生時期が重なっている戦略がある可能性がありますので、

そういった際には下落相場を苦手とする戦略の一部に、

上記待つも相場を取り入れる、

といった対策も1つだと思います。

ただ、全てを待つも相場にすると、なかなかきつくなります苦笑

きついというのは、



シグナルが出なくてきつい、

という意味ですね苦笑

私自身、

今まで待つも相場系ポートフォリオのシストレ年毎勝率は90%ほどで、

待つも相場系はおすすめできる手法だと考えますが、

「低ロットで待たない系戦略も取り入れる」

というのが実際のところはおすすめだったりしますね~。

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