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日経平均が下げたら投入資金を増やす戦略

トレシズ運用方法
日経平均が下げたら投入資金を増やす戦略

直近ではかなり強めの押しがありましたが、

市場がオーバーシュートしてからは、

買いがかなり強い展開となっています。

これから分かることとしましては、

「日経平均が下げたら投入資金を増やすのは有効な可能性が高いのではないか?」

という点ですね~。

日経平均の各下げ幅による買いスイングの期待値

日経平均の各下げ幅による買いスイングの期待値を調べてみます。

日経-5%

まず、こういった相場情報を使います。

この相場情報が1を返した場合、

日経平均が直近最高値から-5%を超える幅下げている、

という意味合いですね。

※相場情報の対象銘柄は、日経平均株価です。

そして、日経の各下げ幅における、

1日オーバーナイト買いスイング戦略の期待値と勝率が以下となります。

日経の各下げ幅における、1日オーバーナイト買いスイング戦略の期待値と勝率

通常(日経直近最高値-5%未満) 期待値:0.02% 勝率:51.53%
日経直近最高値-5%~ 期待値:0.04% 勝率:52.21%
日経直近最高値-10%~ 期待値:0.14% 勝率:53.65%
日経直近最高値-15%~ 期待値:0.47% 勝率:56.68%

やはり、



日経がだいぶ押した時は期待値激高ですね苦笑

これから分かることは?

日経-5%_シグナル情報

日経直近最高値-15%の時は期待値は高いですが、

シグナル発生状況を見ますと、



かなり発生タイミングは少なくなります苦笑

そのため、

かなり押しが強い状況だけを待っていても仕方がない、

とは言えるかもしれません。

つまり戦い方としましては、

・通常時は買いスイングの投入資金を70%ぐらいにしておき、日経が下げるほど投入資金を増やす
・あるいは、日経が下げるほどレバレッジや1銘柄投入額を増やす

といった手法はありなのではないか?

と考えていたりしますね~。

…もちろん、事前のリスク管理の設計は重要です苦笑

※もちろん、上記を戦略に落とし込むことも可能です。
上記手法は特に、2024年7月のような上げ幅がかなり大きい上昇トレンド時、
あるいはボックスや下落トレンドで有効そうな気がしますね。

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