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個人的なシストレの各相場状況におけるポジション量の理想

トレシズ運用方法
シストレの各相場状況におけるポジション量の理想

今日は、

「個人的なシストレの相場状況におけるポジション量の理想」

について書かせていただきたいと思います。

3種類の時期

個人的なスタイルとしましては、

「待つも相場」

を取り入れていることはよく書かせていただいている通りですが、

要するに、

「常に全力で行っているわけではない」

ということですね~苦笑

買いの場合ですと、

・意図的にポジション量を増やしている時期
・意図的にポジション量を減らしている時期
・意図的にノーポジにしている時期

という3種類が存在しています。

個人的な、各相場状況における買いのポジション量

各相場状況における買いのポジション量

表にすると以下のような感じですね。

(A)上昇トレンド 100%
(B)ボックス(強) 75%
(C)ボックス(弱) 50%
(D)下落トレンド 40%
(E)オーバーシュートの懸念がある時期 10%
(F)オーバーシュート発生時期 75%
(G)オーバーシュートが発生し、
底値圏まで下落した時期
90%

今の地合はどれか?

今の相場は、

個人的なポートフォリオのシグナルの出方を見る限り、

・(B)ボックス(強)
・(C)ボックス(弱)

といった感じでしょうか。

こういった相場状況を、

自分で判断しているわけではなく、

システムが判断しているような感じですね~。

どういう相場でポジションを0に近くするか?

どういう相場でポジションを0に近くするか?

個人的には、

「たとえ翌日反発したとしても、スイングで持ち越さない相場」

というのを設けている感じです。

これは前記事の通りですね。

> 暴落に対する備え

たとえばですが、

(1)日経やTOPIX等が直近の安値を割り込んでいる時期
(2)日経やTOPIX、マザーズ指数等がチャートのかなり上方に位置している時

などは持ち越さないなど、

事前のルール決めが重要

と考えております。

私自身、

「どういう相場で翌日暴落しやすいか?」

という点を徹底的に検証しており、


研究結果としましてはやはり、

上記(1)(2)に集約される場合が多いと思っております苦笑

決める必要がある要素

決める必要がある要素

このスタイルの場合、

以下のような点を事前に決めておく必要がある、

と考えます。

・どういう相場を上昇トレンドと定義するか?
・どういう相場では持ち越さないようにするか?
・どの程度の下げをオーバーシュートとみなすか?
・どこまで下がったら底値圏とみなすか?

などですね~。

あとは、

いろいろな相場状況におけるポジション量の理想に合わせまして、

各戦略のポジション量を調整したり、

シグナルを出さない時期を設けるような感じですね。

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