始値→終値(率)(はじめねおわりねりつ)
終値の始値に対する割合を見る指標で、
陽線の場合は0より大きくなり、
陰線の場合には0より小さくなります。
陽線か陰線かだけでなく、ローソク足の長さを含めて判断する際に便利な指標で、
たとえば
「陰線の中でも特に長い陰線の場合のみ逆張り買い戦略で仕掛けたい」
「長すぎる陽線のような、暴騰した銘柄は避けたい」
などといった場合によく用いられます。
計算方法
始値→終値(率) = (終値-始値) ÷ 始値 × 100
たとえば2020年11月20日の8306三菱UFJフィナンシャル・グループの場合、始値457.0円、終値464.1円のため、
(464.1 - 457.0) ÷ 457.0 × 100 = +1.55%
となります。陽線のためプラスの値となります。