仕掛け位置の調整
一般的に早仕掛けの方が取引回数が多くなってDDも大きくなり、
遅仕掛けの方が取引回数が少なくなってDDも小さくなる、
といった特徴があります。
どちらが正しいというわけでもないのですが、
期待値や高勝率を求める場合には遅仕掛け、
取引回数や通算利益率を求める場合には早仕掛けがいいのではないかと思っていたりしますね〜。
どっちの方が組みやすいかといいますと、
「遅仕掛け」
だと思います。
といいますのも、
・シグナルそのものが極端には多くないため、資金管理しやすい点
・また、期待値や勝率が高いため、メンタル的にもプラスの点
などがあるためですね〜。
ポートフォリオ全体を早仕掛けで組んでいくのも1つの手法だと思っていますが、
DDが結構大きくなる手法なので、
ある程度大きな資金が必要になるため、
といった理由もあるかもしれません。
ただ、
上昇トレンド等では各銘柄がそこまで押さない場合も多いので、
こういった際には早仕掛けが役立つ場合も多々あると思います。
そういった意味で、
「早仕掛け戦略は上昇トレンドのみで使う」
といった手法も、
一考の余地があるかもしれませんね〜。
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