多元複利運用の根本(8)
なかなか難しい相場が続いていますが、今日は多元複利運用シリーズです。
戦略の運用停止タイミングにつきましては私の場合ですと
「予定していた一定DDに到達したら停止する」
というのが最終ラインではありますが、
実は他にもありますので(ぇ、
このあたりについて書かせていただきたいと思います苦笑
たとえばですが、
2013年1月〜5月前半のような日経平均が連日年初来高値を更新するような地合では買い戦略、中でもブレイクアウト戦略に活躍してほしいところですよね。
一方、2013年8月のような、「一定レベル下げた後に必ずリバウンドする相場」では、逆張り買い戦略に活躍してほしいところです。
逆に言いますと、これは言いすぎかもしれませんが、
「私の場合2013年8月のような相場においてはブレイクアウト系買い戦略にあまり期待していない」
とも言えるのかもしれません苦笑
個人的な考え方ですと、
「その戦略の得意相場でないと思える相場でDDとなるのはやむなし」
「逆に、ここは取ってほしいと思える相場でDDとなるのには問題がある」
という感じかもしれませんね〜。
2013年8月の場合ですと、
日経平均は一定レベル下げた後リバウンドするという動きを繰り返していたため、
これは間違いなく逆張り買いに向いた流れであり、
順張り買いに向いた流れではありません汗
そのためですが、こういった際に私はどう考えるのかといいますと、
…逆張り買いには是非とってもらいたい地合です(ぇ
そのため、2013年8月のような相場で、逆張り買いである程度の期間に渡って結果が出ない場合にはカスタマイズが視野にも入ってきます苦笑
一方順張り買いの場合はどう考えるかといいますと、
2013年8月のような下向きボックスは基本的には順張り買いには全く向かない相場ですので汗、
こういった時期は
・横ばい
・またはある程度のDD
であれば全く問題なし、とは考えますね〜。
ただ一方順張り買いの場合ですと、2013年1月〜5月前半のような相場で結果が出ない場合には問題視します苦笑
こういった感じで、
「その戦略の得意相場と思われる相場で結果が出ない場合には問題視する」
「その戦略の不得意相場と思われる相場で結果が出ない場合には問題視しない」
という考え方が強かったりしますね〜。
もちろんDDというのはいつ発生するのかは分かりませんが、
ただ単に「DDが大きくなったから」というだけでなく、
「そのDDが大きくなった相場は、その戦略が得意とする相場なのかどうか?」
という部分を考慮する必要があるのかもしれない、とは思っていたりします笑
…なお、トレード日記側のポートフォリオで一番問題を感じているのはコキュートス(L)です(ぇ
といいますのも、たとえば昨日のような爆下げから多少のリバウンドがあったような相場でも結果が出ていないためですね苦笑
個人的なテストでは、資金を大きくすると昨日の相場でコキュートス(L)が過去最高益を更新していたようなのですが、
個人的な資金レベルでは…
普通にドローダウンでしたが(ぇ
一応高資金ファイルでは多少の可能性を見せてくれたのでまだロジックは変えませんが、
こういった感じで、
「得意相場と思われる相場で、ある程度のスパンで結果が出ない際」
というのが、
個人的な1つのカスタマイズタイミングでもあったりします苦笑
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