複数売買ルールの作り方(4)
ユーザー様からメールをいただきまして、このコーナーを楽しみにしているというお言葉をいただきました笑
非常にありがたいですね〜、正直気力につながりますので、本当に励みになります笑
ニッパー様にもツイッターでご紹介いただき恐縮です汗
このコーナーは複数売買ルールの作り方を知っている方にとっては退屈だと思いますが、
時々は違う記事も織り交ぜつつ書かせていただきたいと思っておりますので、
生暖かい目でご覧いただければありがたいです(コラ
あと、こちらもユーザー様からご連絡をいただきまして、なんと、
「複数売買ルールを作るのに、必ずしもPCは2台必要ない」
ということをお教えいただきました笑
びっくりですね〜、
お恥ずかしい話、上記手順を私自身今まで試したことがありませんでした、目からうろこです苦笑
これも参考になりましたので非常にありがたいですね〜。
上記手順につきましても後日の記事に書かせていただきたいと思います。
その一方で、おそらくは今掲載させていただいている内容も、
戦略開発の際には必要になってくる部分かとは思いますので、
ひとまずは一通りは順番に行かせていただきますね。
■複数売買ルールの作り方(4)相場情報を設定する
まず、「相場情報とは何なのか?」という部分です。
これは要するに、
・日経平均が25日線上にいる場合と25日線下にいる場合とでロジックを変えたい
・もしくは、日経平均が25日線上にいる場合には売りを停止したい
・上昇している銘柄数が一定数を超えたら上昇トレンドとみなす
などといったことを行いたい場合に使う機能で、
まさに相場を判定するための機能、といった感じですね〜。
正直なところ、
私自身はイザナミの中でこの相場情報機能こそが最強だと思っています(ぇ
…これは単に私の好みですが笑
今個人的にトレンド判定フィルターを考えてはいますが、
このトレンド判定フィルターを設定するためにはまさにこの相場情報機能を使います。
ただもちろんそう簡単ではなく、これから四苦八苦していくことにはなると思いますが苦笑
本当にいろいろなことができる機能なので、
奥が深い分、結構難しいと感じる機能かもしれませんね〜。
まずは、基本的な部分から学ばれるといいのではないかと思います。
今回の売り戦略Bの設定には相場情報は入れてありませんが、
売り戦略Bにもし相場情報が設定されていましたら、
複数売買ルールにももちろん全ての相場情報を設定する必要があります。
今回のように、売り戦略Bに相場情報がありませんでしたら、この作業は無視していただいてOKです。
たとえば
「日経平均が25日線上の場合には売りでは仕掛けない」
という設定方法について解説させていただきます。
(1)まずは左の「相場情報を作る」タブをクリック
↓
(2)「名称未定義-1」の左側のチェックボックスにチェックを入れた後、「名称未定義-1」をダブルクリックして「日経平均25日線上」と入力してOK
↓
(3)次に、基本設定で
・株価の低い場合は集計しない。
・株価の高い場合は集計しない。
・売買代金の少ない場合は集計しない。
の全てのチェックを外します。
↓
(4)対象銘柄は「日経平均株価」を選択します。
↓
(5)集計条件は、
終値が移動平均(終値)(25)より大きい→(青)集計する
といった感じに設定します。
まず、日経平均やジャスダックインデックスを対象とする場合には、基本設定で全てのチェックを外す必要がある点にご注意ください。
逆に、「上昇している銘柄数が一定数を超えたら上昇トレンドとみなす」といった感じで銘柄数を集計する場合には、もちろん売買代金制限などは必須です汗
集計条件ですが、
上記はどういう意味なのかといいますと、
「日経平均の終値が25日線より上にいる場合には1を返す」
「日経平均の終値が25日線以下にいる場合には0を返す」
といった意味合いになります。
なぜ1か0かといいますと、「日経平均株価」という1つの指標だけを使っているためですね〜。
これがもし全市場全銘柄を対象とした場合には、1000などといった数字が返されることもあります苦笑
基本的には、日経平均やジャスダックインデックスを対象とした場合には、
・条件にマッチしていれば1が返る
・条件にマッチしていなければ0が返る
と覚えておくのが無難かもしれませんね〜。
あとは、売買ルールの仕掛け条件側で、
日経平均25日線上(集計した銘柄数)が0と同じ→(青)翌日寄付で売りを仕掛ける
といった感じにすれば、
「日経平均の終値が25日線以下にいる場合のみ売りシグナルを出す」
といった意味合いになります。
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