売り戦略の簡単なシグナル数調整方法
売り戦略の対象銘柄は基本貸借銘柄となりますが、
貸借銘柄であっても必ず空売れるというわけではなく、
証券会社によって売り禁銘柄が異なるのが困り物ですよね苦笑
一応、
・最適分散投資の仕掛け禁止銘柄設定に、その日空売れなかった銘柄を追加していく
といった方法により、
イザナミの結果と実際の結果をあわせていくという方法もありますが、
これは日々のオペレーションが大変ですし、
…仕掛け禁止銘柄設定の長さがえらいことになります苦笑
もちろん、検証結果と実際の結果の差異が気になる方にとっては、
1つの選択肢だとは思われますが、
最近の私の場合ですと、
もっと手順を簡略化しています(ぇ
最終日シグナルのうち、
「余力不足」
と表示されている銘柄は、
「一応はシグナル候補ではあるものの、優先順が低いため、資金が足りないのでシグナル対象外になっている」
という形です。
私の場合ですと、
このへんの銘柄もシグナルに取り入れている、というイメージですね。
具体的には以下のような手順です。
(1)日々、ワンクリック一括発注支援ツールで発注する際などに、
・シグナル数
・売り禁でない銘柄数
の2つを、戦略別にメモしておく
例)
・4/24 売り戦略A 3/5
・4/24 売り戦略B 4/7
↓
(2)2週間程度、上記データを蓄積していきます。そして、合算してみます。
例)
・売り戦略A 64/100 64%
・売り戦略B 107/150 71%
↓
(3)最適分散投資でレバレッジをかけることにより、100%になるよう調整します。
例)
売り戦略Aの場合空売れる確率が64%なので、36%ほど効率が落ちています。
そのため、
100%÷64%=レバレッジ1.56倍
というレバレッジに調整します。
以上のようなイメージですね〜。
上記手法はもちろん、
検証結果と実際の結果には差が出てきますが、
・資金効率
・手間
という2点ではメリットがあり、
だいぶ日々の作業が楽にはなると思います。
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