システムトレードブログ

ボラティリティを考慮して戦略を組む

トレシズ開発方法

戦略は、

価格帯に応じて組んだ方がいい、

とはよく言われます。

これは要するに、

銘柄によってボラティリティ(変動幅)がまったく異なりますので、

各銘柄の動きに合わせて仕掛け位置や手仕舞い位置を決めた方がいい、

ということですね。

ボラティリティは、

東証一部銘柄と新興銘柄というだけでもかなり違ってきまして、

たとえば

「平均損失」

の項目で見ますと、

多くの場合新興銘柄の方が大きくなるわけです苦笑

なので実際のところは、

「東証一部銘柄と新興銘柄というだけでも仕掛け・手仕舞い位置は異なる」

とは言えると思ってるんですよね。

対象銘柄を、

「全市場全銘柄」

にするのが必ずしも正しいわけではない、

ということなのかもしれません。

ボラは日足のみでなく、

分足でも傾向が顕著に出てきやすいもので、

分足でも新興銘柄の方が上下動が大きい場合が結構多かったりします。

なのでたとえば、

・新興銘柄のロスカットは大きめにとろう
・東証一部銘柄は上がったらすぐ仕掛けてしまおう

などといったアイデアが生まれてくる場合も多いと思います。

何が正解か?という部分は非常に難しく、

これはむしろ個人的なスタイルに合わせるしかないところだと思うのですが、

・価格帯に合わせて戦略を組む
・もしくはボラティリティを考慮して戦略を組む

などのアプローチ方法が1つ、

とは思っていたりしますね。

トレシズの「開発方法」の記事

前々記事:勝率が低いルールをどう考えるか?
前の記事:総資金を大きくして検証する意味とは?
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