1戦略単位ではなく、ポートフォリオ全体でバランスを取る必要がある
個人的なポートフォリオでは、
2月相場の暴落ではたいしたDDが発生しなかったものの、
6月相場では、
全てではないものの、
一部逆張り買い戦略でDDが発生しましたね〜苦笑
このあたりを解消する方法をいろいろ探してはいたのですが、
1つの結論としましてはやはり、
「タメを作ること」
なのかもしれません。
■タメの時期を作る
https://www.torezista.com/blog/blog_2722/
これは要するにスルースキルといいますか(?)、
仕掛け時期を遅らせるテクニックの一環ですね。
たとえばですが、
TOPIXが3日連続で下げたとします。
そして、
初日、二日目は仕掛けないで様子を見る、
こういったニュアンスです。
もちろん、
3日で下げ止まるかどうかは謎ですが、
少なくとも、
「初日、二日目ではDDが発生しない」
という点は結構強みではないか?
とも思うわけですね苦笑
徹底的に深い仕掛け位置の戦略のみでポートフォリオを組んだ場合には、
初日、二日目でDDが発生しないこともよくあると思われますが、
浅い仕掛け位置の戦略を織り交ぜている場合には、
このあたりへの対策が肝になってくる、
とは言えるのかもしれませんね〜。
「1戦略単位ではなく、ポートフォリオ全体でバランスを取る必要がある」
というのが、
個人的な鉄則です。
コア戦略といいますか、
自分の信頼できる戦略は絶対1個は必要だと思っているのですが、
かといってポートフォリオの全ての戦略がそうなるか?
という観点ですと、
…私の場合ですとそうはならないですね苦笑
若干甘い戦略、
というのも少なからずありますので、
個人的にはそういう場合には、
「その甘い戦略の弱点をカバーする戦略を入れる」
という対策を取る場合が多いですね。
最もよく使うのが、
仕掛け位置が甘い買いに対して、
同じ分量の売り戦略を導入するという対策です。
売りは結構、
中途半端な地合で機能する場合が多い、
とは思っていたりしますね〜。
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