システムトレードブログ

1日前の指標の有効性

トレシズシストレのテクニック

1日前の指標、

あるいは直近15日間の指標なども、

結構重要だと考えています。

たとえば前日比(率)など、

普通に組みますと最終データ日の前日比の値を使うことになりますが、

・最終データ日の前日比(率)は+2%と穏やかだった。しかし、1日前の前日比(率)は+30%だった。

といった事例もあり、

上記の例の場合ですと、

…結構買いでの仕掛けはためらわれるところです苦笑

また、

「その戦略ではどういうチャート形を狙うか?」

というテーマを具体化するという意味でも、

前日以前の指標も併用するのは有効だと思っていたりしますね〜。



「上記を戦略等にどう生かすか?」

についてですが、

まずは1日前の前日比(率)などの条件を試してみるのが有効かな、

と考えます。

たとえばですが、

お持ちの戦略に、

・1日前の前日比(率)が10より大きい
・1日前の前日比(率)が0より大きい
・1日前の前日比(率)が0より小さい
・1日前の前日比(率)が-10より小さい

といった条件を入れて順番に検証し、

もし期待値や勝率等が上がる条件があった場合には、

その戦略の場合有効な条件の可能性があると思います。

ただかといって、

「全部の戦略に、1日前の指標を入れるべきかどうか?」

という観点ですと、

…個人的には全部には入れません苦笑

あくまで一部、

というニュアンスですね〜。

といいますのも、

全部の戦略で1日前の指標などを設定して決め打ちにしてしまいますと、

融通が利かないポートフォリオといいますか、

ある意味過剰最適化の懸念が出てきてしまうためです汗

もっと緩い戦略の方が、

なんといいますか自在なところがあって安心感があるという点もあり、

1日前の指標などを細かく設定するのはポートフォリオの一部にとどめる、

というのが個人的なスタイルですね。



あとは、

個人的にはたとえば「10」といった決め打ちの数字にはあまり意味がないと思っております(ぇ

といいますのも、

前日比(率)が+9%でも+10%でも、

…大差がないと思うためですね苦笑

たとえばですが、

「この戦略では1日前の前日比(率)が大きいほど期待値が高い」

という傾向が分かった場合には、

1日前の前日比(率)を+10%と決め打ちにするよりも、

ランキング機能等を使い1日前の前日比(率)が大きい順にシグナルを抽出する、

といった手法を好むかもしれません。

トレシズの「シストレのテクニック」の記事

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