続・とにかく期待値を積み上げていくという考え方

これはしょっちゅう書かせていただいているのですが、
私自身がシストレでかなり大事にしている考え方が、
「何も考えずに、とにかく期待値を積み上げていく」
というものです汗
とにかく期待値を積み上げていくという考え方とは?

たとえば過去の検証結果上のバックテスト段階の期待値が1%だとしましたら、
そのトレードをとにかく繰り返していく、
といった考え方かもしれません。
もちろん、
たとえば今のような日経が強い地合ですと、
当然買いの方が良く、
…
売りの方が悪くなりがちです苦笑
ただかといって、
「全部の相場で買いと売りの期待値が同じわけではない」
と思っておりまして、
ここは当然、
買いが得意とする相場もあれば、
売りが得意とする相場もあるわけですね~。
期待値を把握するための個人的な考え方

短期的には買い向き、
もしくは売り向きの地合がある以上、
「戦略の成績は短期で評価すべきではない」
という考え方が主体かもしれません。
買いが得意とする相場と、
売りが得意とする相場を両方見た上で、
その戦略が有効かどうかが分かる、
と考えていたりします汗
つまり、
「戦略の成績は、ある程度は長期的な視野で見る必要がある」
と考えているわけですね~。
※戦略にもよりますが、
基本今は売りは耐え時、とも言えるのかもしれません。
今の負けているトレードもトータルでは期待値は同じ、
といった考え方をします。
負けている際も期待値を積んでいるだけ、
といった言い訳的な考え方(?)をしています苦笑
長期的な視野で戦略を判断するために必要なこと

あくまで私自身が重要視しておりますのが、
・1戦略あたりのMAXのバックテスト段階のシグナル数(日単位)を、自分の資金量に合わせて削ること
・また、1銘柄投入額を抑えること
の2点かもしれません。
戦略の成績を長期的に判断する際に、
上記2つのいずれかが欠けているだけでもDDがかなりきつくなり、
…
途中で投げやすくなります汗
シストレ中級者以上の方はのぞきまして、
初心者の方向けとしましては、
ここは個人的にはかなり重要な要素、
と考えているかもしれません。
個人的なおすすめは、
1銘柄投入額が総資金の3%、
このあたりが基本として考えています。
1銘柄投入額が少なすぎて収支が物足りない、という場合には?

たとえばですが、
総資金200万で、
1銘柄投入額が3%としますと、
1銘柄投入額は6万ということになりますよね。
ただ、
実際6万投入しても、
1銘柄約定で期待値1%の600円だとしますと、
…
かなり収支が物足りないのは事実かもしれません苦笑
この際に私だったらどうするかといいますと、
「1日あたりのトレード回数を増やす」
という対策をとる場合が多いです。
上記事例の場合、「相関が異なる戦略を増やす」と言った方が正しいのかもしれませんね。
1トレードあたりでは6万の1%で600円だったとしましても、
30トレードだったら18,000円になりますよね。
1銘柄投入額を増やすよりも、
トレード回数を増やす方が、
「シストレの継続面でも、安全面でも有利」
と考えているところがあるのかもしれません。
※実際1銘柄投入額が小さいほうが、
イザナミの検証上における、
「運用リスク率」
の数値も下がる場合が大半です。
(この数値は、小さければ小さいほど安全、という程度の認識ですが汗(コラ
…と、いろいろ書かせていただきましたが、
単なる個人的な考えのためあくまで1つ、
とお考えいただければ幸いです汗
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