システムトレードブログ

DDが大きい戦略をどう考えるか?

トレシズストラテジーの選び方

今日は、

「DDが大きい戦略を、個人的にはどう考えるか?」

について書かせていただきます。

DDが大きい戦略の代表例

DDは基本、

保有日数が長い戦略の場合ほど大きくなりがちです。

ゴッドNI【SH】_20230617_1

こちらは長期戦略、ゴッドNI【SH】の直近成績です。

地合がいいため、

直近で過去最高益を更新と堅調ですね。

ゴッドNI【SH】_20230617_2

一方、ゴッドNI【SH】で元々使われている相場情報をあえて未使用にしますと、

やはりといいますか、

2020年コロナショックあたりはDDが大きくなります。

ゴッドNI【SH】_20230617_3

とはいえ、

大きいとはいっても、

26%程度なので極端なDDの大きさというわけでもないですが苦笑

この際にどう考えるかですが、

あくまで私自身は、

「こういった長期戦略も、ポートフォリオに必要」

と考えているかもしれませんね。

理由としましては、

・長期戦略は、短期戦略ではどうしても取れない銘柄を取ることができるため
・長期戦略は、短期戦略とは基本、相関が異なるため
・長期戦略は、地合と連動した結果を残しやすいため
・また、長期戦略の方がロットを上げやすいため
・あとは個人的な好みの問題上、短期と長期の両方を運用したいため笑

などの点が大きいかもしれません。

長期戦略のDDが気になる場合には、

たとえばですが、

・市場投入資金を総資金の60%などにして、40%は常に残しておく
・市場暴落時に、残りの40%を使って少しずつ買いで仕込んでいく

などといった手法により、

DDを小さくしたり、

またDDからの回復速度を上げることは可能、

と考えております汗

現金で残してある40%の資金を普段はどうするか?といいますと、
あくまで個人的には、
IPO資金に回したり、
もしくはDDが小さい他の短期戦略等(ただし信頼度が高いものに限りますが苦笑)に回すのが好みだったりしますね~。

トレシズの「ストラテジーの選び方」の記事

前々記事:フォワードが良い戦略の見極め方法
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