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シストレ駆け出しの頃にはまる罠(58) 売買対象銘柄数は、資金量に合わせて調節する

「売買対象銘柄数は、資金量に合わせて調節する」

こういった考え方が結構大事ではないか?

と考えていたりしますね〜。

たとえばですが、

イザナミで無条件にシグナル出しをしますと、

現時点では3590銘柄が出力されます。

ただ、

たとえばですが、

資金50万で3590銘柄も売買対象銘柄が必要か?

という観点ですと、

…必要ない、

という結論に到達すると思います。

たとえば1銘柄投入額を5万円としますと10銘柄分散、

レバレッジ3倍にしたとしても30銘柄分散ですよね。

つまり、

日々の最大シグナル数は30銘柄程度でいいので、

3000銘柄超もシグナルが出る(正確には、3000銘柄超も「余力不足」と表示される)のは多すぎる、

ということですね〜。

こういった場合には、

もっとシグナルを絞って期待値や勝率を向上するアプローチを進めるのが吉、

と思っていたりします。

ただ一方、

超暴落相場でDDが発生しないような組み方、

つまりは超暴落相場に合わせて戦略を組んでしまいますと、

上昇トレンドなどでシグナルがまったく発生しない戦略になってしまいがちです。

そのため、

シストレ初心者の頃は特に、

「超暴落相場では200銘柄ぐらいシグナルを発生させるなど、若干仕掛け条件を緩くして上昇トレンドのシグナル数を確保する」

といったアプローチを取られる場合もあるかもしれません。

上記手順は、

もちろん間違っているわけではなく、

1つの手法と言えるとは思います。

ただ問題となってくるのが、

「超暴落相場でのシグナル数が多すぎる」

という点ですね〜。

余力的な観点から見ますと、

これは余力を残さないやり方にはなってきますので、

個人的にはあまり好まないやり方かもしれませんね。

あくまで私のスタイルですと、

やはりといいますか、

「複数の戦略を組み合わせることにより、どんなトレンドでもある程度のシグナル数を確保し、また超暴落相場でも一定レベル以上のシグナルはなるべく出さないようにする」

という点は意識しているかもしれません。

もちろん逆張り買い単体で言いますと、

相場が下がれば下がるほどポジション量が増えていくのは正解だと考えますが、

それでも、

「余力を残す」

という点が重要だと考えます。

そのため他の戦略、

たとえば相場が下がれば下がるほどポジション量が減っていくような戦略を組み合わせることにより、

日々のシグナル数のバランスを取っていく感じですね。

このあたりの調整方法としましては、

・フィルターを使ってシグナルを間引く
・もしくは、フィルターを使って使う戦略を切り分ける

などいろいろな方法が考えられ、

これが正しい、というものはないのかもしれません。

ただ、

通常時のシグナル数を増やすために暴落相場用ロジックの仕掛け条件を緩くするのはDDが大きくなるだけで、

結構危険、

と考えていたりします汗

仕掛け条件につきましては、

緩くするよりは厳しくする方が初心者向き、

とは思っていたりしますね〜。

資金効率を追うのはシストレで勝てるようになってからで遅くないと思いますので、

まずはシグナルを絞ってシストレを学んでいく、

というスタンスがおすすめだったりしますね笑

トレシズの「シストレ駆け出しの頃にはまる罠」の記事

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