(115)売り戦略で、エントリーを避ける事例
■売り戦略シグナルで結構好決算好材料銘柄にシグナルが出る場合が多く、エントリーするのに勇気がいります。売り戦略で、こんな場合はエントリーすべきでないというのがありましたらアドバイスをいただけると嬉しいです。
実際に売買されるかどうかはユーザー様の任意となります点をあらかじめご了承いただければと思いますが、
たとえば私の場合という形でご説明いたしますと、
好材料銘柄といったファンダメンタル的な部分は一切見ない形で運用しております。
そのため、
「こんな場合はエントリーすべきでない」
という概念そのものがない形となりますが、
売りにおける私の個人的なルールがあるとすれば、
「上場廃止銘柄は売買しない」
「終日STOP高銘柄には仕掛けない」
という二点のみかもしれません。
…とはいえ、上場廃止銘柄はまず空売れないので、
売り戦略には関係がありませんが苦笑
終日STOP高銘柄とは、
要するに
「15時まで寄らずに引けそうな銘柄」
のことを指しています。
そのため、
15時前までに1回でも寄ってしまった銘柄は、
私の場合ですと売り対象です。
(というより、これは場を監視していないと防げないためですね苦笑)
とんでもない好材料の場合には、
その銘柄はまず間違いなく終日ストップ高になりますので、
こういう銘柄への仕掛けは避けます。
ただ、終日ストップ高になっていない銘柄というのは、
市場にはたいした好材料と評価されていない、
ととらえるのが個人的なスタイルです苦笑
もし売りで踏み上げやストップ高張り付きが恐いという場合には逆指値の損切りを入れるのが有効とは考えておりまして、
たとえばですが手仕舞い条件に、
・STOP高(高値)が1と同じ→(青)当日指定値(高値−1Tick)で手仕舞い
という条件を入れた上で検証し、
実運用段階でも、個人的には、
ライブスターのIFD注文を使いまして、
・親注文:売りの仕掛け
・子注文:値幅制限上限−1Tick以上になったら逆指値で成行で損切り
といった手法を使う場合があります。
私自身は最近はこの手法を使っていない場合が多いのですが、
これはなんといいますか、
多くの場合期待値が落ちるためです汗
こういった損切りよりは、
・1トレードあたりのロットを落とす
といった対策を取る場合が多いかもしれないですね。
売りは買いよりはリスクを抑える、
というのが個人的なスタイルですね〜。
ただ、
リスクを抑えて使う分には、
売りはかなり便利だと思います。
これはなんといいますか、
トレイダーズ効果の話から言いますと、
売りはまず間違いなく使う人数が少ないためです汗
シンプルなロジックでも、
今後も通用するものが買いよりは多いと思いますね〜。