検証のしようがない手法も、工夫により使える手法になる場合がある
相場状況に応じて、
指標の値で仕掛ける戦略、
というのも実は結構有効、
だと考えていたりしますね〜(ぇ
指標の値で仕掛ける戦略というのは、
たとえばですが、
「日経平均が+1%の高寄りした際に、当日の安値を0.5%割り込んだら空売り」
などといった手法ですね。
これはある意味検証ができない方法で、
もちろん日経平均の動きだけでいいますと、
・始値が前日終値+1%より大きい(同じ含む)
・安値が始値−0.5%より小さい(同じ含む)
という手法で検証できますが、
個別銘柄はといいますと、
日経平均が当日の安値を0.5%割りこんだ時にどこに位置しているのかが分からない、
という点がネックになります苦笑
そのため正確には検証できない手法ではありますが、
個人的にはこういう手法も結構使っています(ぇ
特に、
高値圏からの急落の場合、
この手法は有効だったりするためですね。
バックテスト検証はできないため、
実際にデータを取って調べていく感じです。
ただもちろん、
上記例の場合、
「日経が高寄りしてから寄り天となった場合、どういう銘柄を空売ると勝ちやすいか?」
といった傾向を調べることは、
バックテスト検証でも可能だと思います。
たとえばですが、
もし当日陽線を付け、そこから失速して陰線になった銘柄の場合、
「始値→高値(率)が大きくなる」
ということになります。
これは、
上髭が長くなるため、
始値と高値の差が大きくなるためですね。
逆に、
寄りから売られた銘柄の場合、
「始値→高値(率)が小さくなる」
ということですね。
そのため、
日経平均が、
・始値が前日終値+1%より大きい(同じ含む)
・安値が始値−0.5%より小さい(同じ含む)
という動きをした日は、
「始値→高値(率)が大きい銘柄の方が期待値が高いか?それとも始値→高値(率)が小さい銘柄の方が期待値が高いか?」
をざっくりと調べることは可能です。
もちろん、
始値→高値(率)が大きい銘柄の中には大陽線銘柄も含まれるわけですが、
たとえば大陽線銘柄の場合には、
「始値+何%まで上がっていれば、空売ってもいけるか?」
といった点を調べることができますし、
また損切りラインの判断目安にもなります。
こういった感じで、
「検証のしようがない手法も、工夫により使える手法になる場合がある」
という点も、
シストレの魅力の1つだと思っていたりしますね笑
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