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順張り買いを逆指値未使用にすると?

トレシズスリッページ対策

順張り買いは特に、

(A)逆指値を使うタイプ
(B)逆指値を使わないタイプ

に大別されるかもしれません。

(A)の方は、

スリッページという点が最大の問題なものの、

「暴落相場では空振る場合が多いため、DDが抑えやすい点」

が何よりの長所、

とは言えるかもしれませんね〜。

一方(B)の方は、

スリッページはないものの、

「暴落相場でも空ぶらないため、DDが増えやすい点」

という点が問題になってきます。

販売戦略ではおそらく(A)逆指値を使うタイプの方が多いのではないか?

と考えておりますが、

「スリッページが苦手な場合には、(A)タイプを(B)タイプにカスタマイズしてしまう」

という手法もあります。

このカスタマイズ方法のメリットとしては、

・スリッページがなくなる点
・高値掴み等を減らせる点

などが代表的で、

デメリットとしては、

・DDが大きくなる点
・勝率や期待値が落ちる点

などでしょうか。

とはいえ、

個人的にはこのカスタマイズは結構有効だと思っております(ぇ

ただ、寄り天に確実に弱くなるのは間違いありませんので、

たとえばですが、

「1日の仕掛け銘柄数等を制限する」

などの対策をするとなおいいかもしれませんね。

バックテスト段階で、

「平均損失」

という項目がありますが、

これがまさに1銘柄あたりで食らう額です。

「1銘柄あたりで食らう額×仕掛け銘柄数=全敗時に食らう額」

とは見積もることができますので、

このあたりを許容範囲に抑えるように仕掛け銘柄数や1銘柄投入額を調整する、

というのも1つの手なのかもしれませんね。

トレシズの「スリッページ対策」の記事

前々記事:スリッページ幅によって、その後の値動きが形成される?
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