システムトレードブログ

最も簡単な順張り買いとは?

トレシズシストレの開発・カスタマイズ

前日シグナル抽出型の場合、

逆指値を使わない限りは完全な順張り買いは組めない、

という点があるかもしれません。

といいますのも、

シンプルに、

「前日段階では、翌日の株価が上がるか下がるか分からないから」

ですね苦笑

たとえば前日段階で成行買いのシグナルを出しても、

翌日その銘柄が安く寄り、

そして引けにかけてさらに下がるという動きになる場合がありますし、

「この場合には順張り買いと言えるのかどうか」

という観点では、

…どちらかというと押し目買い的な動きかな、

と思います苦笑

ただこれは前日段階で成行買いのシグナル抽出をしている以上、

やむをえないところだと思います。



これがたとえば、

「〇〇円以上になったら成行買いの逆指値注文」

だったとしましたら、

前日の株価が200円、そして逆指値の仕掛けラインが220円以上とすると、

一応は200円→220円に株価が上がった瞬間に仕掛けてはいるので、

順張り買いと言えるかもしれません。



そのため、

逆指値以外で完全な順張り買いを実現しようとしますと、

やはりといいますか、

…当日値を使うしかありません苦笑

特に、

「仕掛け当日の始値がどこで始まったかによって仕掛けるかどうかを決める」

といったタイプの戦略ですね。

私自身こういうタイプの戦略も使っていますが、

・誤差が出る
・寄りがとにかく忙しい
・何かしらのツールを使わないと、結構見落としが多くなる

という3つの欠点があります汗

そのためあまり初心者向きの手法ではないと考えておりまして、

やはり基本は、

「逆指値を使用するのが最も簡単な順張り買い」
「押し目買いを含めていいなら逆指値未使用」

と考えていたりしますね〜。

トレシズの「シストレの開発・カスタマイズ」の記事

前々記事:一日の仕掛け金額や仕掛け銘柄数を制限するべきかどうか?
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