システムトレードブログ

シストレ駆け出しの頃にはまる罠(64) シストレ運用の流れ

今日は個人的な、

「シストレ運用の流れ」

について書かせていただこうと思います。

シストレ駆け出しの頃はこのへんのフローが適当になりがちで、

「早く運用して儲けたい!」

という発想になりがちですが、

最初はまず、

足元から固めていくのがおすすめだったりしますね〜。

■(1)まずはバックテスト検証

日足チャートなどを見まして、

「どういう戦略を作りたいか?」

という点をイメージすることがまず大事ですね。

あとは、そのチャート形に合わせて仕掛け条件、手仕舞い条件等を組んでいく形となります。

この段階では、あまり複雑なロジックにしない方がいいかもしれません。

■(2)バックテスト結果を確認

私の場合ですと特に直近成績を重視しますので、

2014年〜2018年の期待値が全プラでないと、

まず使わないですね苦笑

ただし、フォワードでの結果ならまた別で、

フォワードで一年程度マイナスがあるレベルなら、

使用対象になりますね。

あくまで、バックテスト検証の場合だったら、

というお話です汗

いけてない場合には、

…やはり組み直しになります(ぇ

■(3)フォワードで確認

・イザナミで検証結果のみでフォワードを確認
・バーチャルトレードでフォワードを確認
・実際に小さい資金を投入してフォワードを確認

などいろいろな方法がありますが、

私自身はいきなり小さい資金を投入して試す、

という行程を採用する場合が多いですね。

これは、最もそれが分かりやすいためです笑

ただもちろん、

イザナミの検証結果のみで確認していくことも、

無駄にはならないと思います。

大事なのは、

「毎日結果を確認し、チャートなどで動きを見ること」

だと思っていたりしますね〜。

これをやらないと、

その戦略への理解度が深まらないためです。

実際に資金を投入しますと、

…嫌でもチャートを見ます苦笑

そういった意味で、

実際に資金を投入する手法がいいのかもしれませんね。

■(4)修正

やはり、

いきなりうまくいく場合というのはそこまでは多くないもので、

トレード中に修正を求められる場合は非常に多いかもしれません。

…私は実際にそうです苦笑

・こういう銘柄は売買対象に含めたくない
・ちょっとロジック的に難がある

など、

フォワードで見えてくる部分は非常に多いかもしれません。

ある程度はフォワードは長い目で見るべきだとは思いますが、

必要性を感じる修正は、

結構こまめにやってもいいのかもしれませんね。

この段階で、

ロジックがある程度複雑になっていくのはあり、

とは思っていたりします。

大事なのは、

「ロジックが複雑になっても、理解できているかどうか?」

という点かもしれません苦笑

トレシズの「シストレ駆け出しの頃にはまる罠」の記事

前々記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(62) 最初はバッファを設ける
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