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システムトレードにおける月複利の運用方法

トレシズ複利運用
月複利の運用方法

複利運用のスタイルとして一般的なのは、

(A)日複利
(B)月複利
(C)年複利

あたりでしょうか。

(A)は日々全力投入の複利

(B)は月単位で利益が出たら投入額を増やす複利

(C)は年単位で利益が出たら投入額を増やす複利

といった感じですが、

私自身は「(B)月複利」を採用する場合が多いです。


そこで今日は「月複利の運用方法」について書かせていただきたいと思います。

月複利の運用方法

(1)まずは一ヶ月、普通に単利で運用します。

 ↓

(2)月単位で損失が出た場合には、次の月も単利です。

逆にトータルで利益が出た場合には、

最適分散投資ファイルを調整します。


■50万利益が出たと仮定した際の調整箇所

・総資金を35万増やします。
・残りの15万は、予備資金(DD用資金)に割り当てます。
・資金が大きくなればなるほど、若干ですが銘柄分散数を増やします。

調整後、再度単利運用です。

 ↓

(3)あとは上記1~2の繰り返しですね~。

月複利のポイント

月複利のポイント

ポイントとしましては、

設定的には単利なわけですね苦笑

そして、

2つ目のポイントとしましては、

フォワードのトータルで利益が出た月だけ、最適分散投資ファイルを調整する

という点ですね~。

私自身の好みとしましては、

「資金が増えるほど予備資金(DD用資金)を増やす」

というスタイルが好みです。

これはなぜかといいますと、

(1)常に全力では行きたくないため(ぇ
(2)シストレは基本、余力が多い方が勝ちやすくなるため
(3)ある意味、トレーリングストップのような運用方法になるため(調子の良い戦略がいくつかあればいずれ、仮に全戦略が運用停止ラインに到達しても負けないレベルに到達するため)

といった3点が大きい理由かもしれませんね。

以下、関連記事です。

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