システムトレードブログ

戦略毎の資金を分けるという考え方が重要だと思っています。

トレシズ資金管理方法

私の場合ですと、

「基本的には常に買い戦略と売り戦略を並行して使う」

というスタイルです。

これはもちろん資産曲線を安定させる効果を狙うため、というのが一番の目的ではあるのですが、

実際のところは…

今では完全に、メンタル的な側面が大きくなっています苦笑

といいますのも、

買いと売りの両方がないと不安なんですよね(ぇ

買い保有と売り保有が両方あると相場がどちらに行っても問題ないという安心感がありますし、

また、相場がどちらに行ってもいいということは、

「相場の方向性を読む必要がない」
 ↓
「機械的にシグナルに従える」
 ↓
「システムトレードという観点から考えると理想的」

という結論につながると、勝手に思っています(コラ

シストレにもいろいろなスタイルがあるとは思っておりまして、

上記はあくまで個人的な好みというだけです笑

ただ、この「ご自身の好み」という要素は、

絶対に無視できないもの、とは思っていたりしますね〜。

たとえば買いと売りを併用した場合には、

・相場が上昇した際には買いはプラスになるものの、売りはマイナスになる
・相場が下落した際には買いはプラスになるものの、売りはプラスになる

といった感じで、

足の引っ張り合いに見えてしまうのは間違いありません(ぇ

足の引っ張り合いが起きますと、

人は無駄を省きたくなるのが真理であり、

どちらか一方を除外したくなる場合が多いと思いますね〜。

ただ、「買いと売りどちらを除外しよう?」と考えてしまいますと、

結論的には「相場が上に行くか?下に行くか?」を予想することになってしまい、

シストレの概念から考えますと、マイナス要素だとは考えます。

そのためですが、

個人的には、

「それぞれの戦略別に資金を割り当てる」

という考え方が好きだったりします笑

もちろんその日のトータル収支で勝ったか負けたかの差も、

モチベーション的には重要な要素ではありますが、

買い戦略は上昇相場で勝ちやすく、

売り戦略は下落相場で勝ちやすいのは

相場の根本ともいえます。

そのためですが、

たとえば資金150万円で売り戦略Aを運用していたとしましたら、

「上昇相場で買いは良かったものの、売り戦略Aが大きな損失を出してトータルマイナスになってしまった。足を引っ張られている」

という考え方ではなく、

「資金150万円の枠内で、売り戦略AのDDはどうか?また、基本売りが苦手とする上昇相場で、そのDDは許容できるレベルかどうか?」

といった感じで、

個別に考えるのが個人的な好みですね〜。

もちろん、ポートフォリオ内の戦略バランスはまた別に考慮する必要はありますが、

トータル収支だけに比重を置きすぎないのが結構おすすめのスタイルですね笑

トレシズの「資金管理方法」の記事

前々記事:複数戦略の資金配分方法
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