約定率をどう考えるか?
なかなか悩ましい要素の1つでもある
「約定率」
ですが、
個人的には約定率を重視しているかといいますと、
…
そこまで重視していません汗(ぇ
あくまで、
「戦略によって、約定率を必要とするものもあれば、必要としないものもある」
という位置付けですね~。
約定率が高い戦略とは?
約定率は、
「翌日の始値に近いところで仕掛ける戦略ほど高い場合が多い」
と言えるのではないか?
と考えます。
たとえば、
翌日の始値で仕掛ける戦略の場合ですと100%近くなりますし、
翌日の始値-5%など遠い位置で仕掛ける戦略ほど低くなります。
翌日始値はもちろん前日段階では分からないわけですが、
翌日始値はやはり、
前日終値近辺で始まる割合の方が多いので、
上記は、
「買いの場合、前日終値近辺で仕掛ける戦略の方が前日終値より下で仕掛ける戦略よりも約定率が高い」
とも言い換えられるのではないか?と考えます。
つまり、
・成行戦略
・買いの場合、前日終値以上で指す指値戦略
などは約定率が高くなりやすい、
ということですね~。
約定率が高い戦略では取れないトレードがある?
翌日始値で仕掛ける成行買い戦略の場合、
要するに陽線でないとその日の期待値はありません。
ただ一方、
陰線でも期待値がある形があり、
それは
「下髭陰線」
ですね~。
翌日の終値よりも下で買えていれば期待値があるということですが、
この形は成行買い戦略では取れず、
基本終日指値戦略のような約定率が低い戦略でしか取れない形となります。
個人的な約定率に関する考え方のまとめ
成行買い戦略のような約定率が高い戦略では取れないトレードがある以上、
個人的にはやはり、
そういった取れないトレードを、
約定率が低い戦略を組み合わせて狙います。
その方が、
「期待値がある取引機会が増えるため、資金効率が向上する」
と考えられるためですね~。
とはいえ、
上記はあくまで個人的なスタイルというだけであり、
一番はご自身の好みを重視されるのが無難、
と考えております苦笑
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