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仕掛け方法で明確に役割を分ける

トレシズシストレの考え方
仕掛け方法で明確に役割を分ける

個人的に、

仕掛け方法で明確に役割を分けている点が、

(1)寄指は寄りを狙う
(2)終日指値は場中を狙う

という点かもしれません。

なぜ寄指と終日指値で役割を分けているか?

たとえば、

指値が200円、

始値が199円であれば、

寄指でも終日指値でも寄りで約定します。

ただ、

全ての寄指・終日指値戦略で寄りで約定してしまいますと、

…寄りのリスクがだいぶ増えてしまいます苦笑

こういった際に寄り天の場合、

結構な損失になりがちです。

上記を避けるためにはどうすればいいか?

というのはいろいろ方法が考えられますが、

あくまで個人的なスタイルですと、

以下のような対策を取る場合が多いです。

寄指戦略の場合

寄指戦略の場合

(1)寄りで約定しやすい位置に仕掛けラインを置く

これは戦略開発段階の工夫ですね~。

バックテスト検証上、

約定率をある程度確保できる仕掛け位置に指値を置く感じです。

(2)シストレ総資金に対して、資金量を抑える

ポートフォリオ全体における、

寄指戦略の分量を一定割合に抑える感じです。

こうしますと、

たとえば寄りにおける約定率が高い日だったとしましても、

リスクの上限が限定される感じですね~。

終日指値戦略の場合

終日指値戦略の場合

(1)寄りで約定しにくい位置に仕掛けラインを置く

寄指と逆のアプローチ方法ですね~。

バックテスト検証上、

翌日始値が指値よりも上で始まりやすい位置に仕掛けラインを置く形です。

(2)日次損益を見て、ポジション量の上限を調整する

終日指値戦略の場合も、

場中に悪材料などが出た際に刺さりすぎる事例が結構ありますので、

事前に日次損益等をチェックし、

約定率が高い日のポジション量を見て調整する感じですね。

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