個人的な戦略の追加方法(4)
売りストラテジーの方が優位性を長く保てる可能性が高いとは思っておりますが、
ひとまずは買いについてです笑
まずは、順張り買いと逆張り買いの特性の違いを把握するのが大事ではないか、
とは思っていたりしますね〜。
基本的には順張り買いの場合、
保有日数が短い方が戦略を組みやすい場合が多いと思っていますが、
順張り買いの場合、
やはり特にトレンドの影響を受けやすいという点があるかもしれません。
といいますのも、
一般的な銘柄は基本的に、
日経平均やマザーズ指数など、指標の影響を受けやすいですよね。
新興銘柄であればやはりJASDAQ指数やマザーズ指数に引っ張られて動く場合が多くなります。
もちろん、指標とは逆行して動くような人気銘柄もそのときそのときによってはあるわけですが、
全体の銘柄数に対してですとそういった銘柄はやはりごく一部で、
シストレでは「この銘柄を狙って仕掛ける!」というよりは、
「平均的に分散して仕掛ける」という形になりやすいので、
成績が指標に比例した結果になりやすい、
というのが普通かもしれません。
そして順張りが最もパワーを発揮するのは2013年のような、
安値圏→高値圏へのブレイク相場だと思っていたりしますね〜。
そのため、
こういった強力な上昇相場でのみ、順張り買いを使うというのも一案です。
逆に、
2008年のような下落相場や、
また2014年のようなボックスは、
順張り買いはやや苦手とする傾向にあるかもしれません。
…2008年のような超暴落相場は、逆張り買いでも厳しいですが苦笑
「順張り買いは、相場が連日上り調子の時に効く場合が多い」
という考え方が一般的かもしれませんね〜。
逆に言いますと、
「相場が一方的に下落していくような地合では、順張り買いは効きにくい」
と言えるかもしれません。
こういった観点でポートフォリオを組んでいくのも一案で、
今の私自身は、上記のような組み方をしています笑
個人的には、2000年以降で最も難しかった相場は2008年ではないかと思っていますが、
こういった相場はやはり順張り買いは使わずに、
売りと、かなりフィルターの強い逆張り買いを使うのがいいのではないか、
とは考えていたりしますね〜。
少なくとも、
2008年のような相場で毎日シグナルが出る買い戦略は、
なかなか苦戦しやすいと思っています汗
次回は、このあたりのテクニックについて書かせていただきたいと思います笑
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