シストレ的な側面から見た損小利大
私の場合ですと、最近は
順張り買いの場合損小利大、
逆張り買いの場合は勝率重視というスタイルです。
そして今日は、
順張り買い側について書かせていただきたいと思います。
損小利大というと、
損を小さく抑えることが必要になってきますが、
ここで思い浮かぶのが損切りですね。
ただ、4本値の場合ですと、
損切りを正確には検証できないという点があります。
そのため、
まず一番最初の解決策としましては、
「1銘柄投入額を、その戦略の平均損失分の2倍程度は食らっても耐えられるような資金設定にする」
など、
ロットをある程度抑える形ですね〜。
ただ、
%による損切りがない以上、
食らう時は結構食らうのが避けられない設定、
とも言えるかもしれません汗
どうしても損切りを入れたい場合には、
「都合の悪い検証方法を採用する」
という手があります。
たとえば前日安値での損切りとしまして、
・株価が上にブレイクした際に仕掛ける逆指値戦略で、安値が前日安値を下回っていたら負けと見なす
といった検証方法ですね〜。
実際には、
安値が前日安値を下回った後に株価が上にブレイクするケースもあり、
上記はかなり厳しい検証方法とはなりますが、
逆にこのような厳しい設定でも機能する戦略にすることができればより一層堅牢になるのは間違いない、
と言えるかもしれません。
私自身、個人用の戦略を作る際等にも、
上記のような厳しく見積もる設定を使う場合はよくあります。
あとは、
時々書かせていただいてはおりますが、
「損切りは遠くに置く」
という点ですね〜。
これはやはり、
ロスカットハンティング的なノイズをなるべく防ぐためです。
私自身、
損小利大を目指す場合には、
正直あまり勝率はあまり重視しないかもしれませんね〜。
実際に、勝率10%台の戦略も一部使っていたりします苦笑(ぇ
ただ、
こういう勝率10%台の戦略というのは、
もちろん勝つ時の10%はものすごく大きい幅になるわけですね。
逆に言いますと、
損失額が大きすぎますと勝てなくなりますので、
「80%超の負けトレードの損失幅を、計算通りに抑える」
という部分の考慮が必要になってきます。
なので、
損小利大では単純なトレード毎勝率の高さよりも、
「利益幅と損失幅から見た、必要なトレード毎勝率」
といった考え方をする場合が多いかもしれませんね〜。
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