各戦略で、狙う銘柄を限定する
先日、
「各仕掛け方法の役割を完全に分ける」
というお話を書かせていただきましたが、
■トレシズさんは、どの仕掛け方法を多用しますか?
https://www.torezista.com/blog/blog_2709/
これはもちろん、
仕掛け方法だけではありません。
「その戦略では、どういう銘柄を狙うか?」
という根本的な部分を分けている感じかもしれませんね〜。
たとえばですが、
ブレイクアウト狙いの買い戦略の場合、
元々、
「ブレイクアウトできるラインにない銘柄は対象外」
ということになりますよね。
たとえばですが、
直近で押しすぎている銘柄や、
もしくは直近暴騰し、山が大きくなりすぎた銘柄等が該当します。
こういった銘柄を対象にしても意味がありませんので、
初めからこういった銘柄は狙わないといった仕掛け条件等を入れていく感じですね〜。
こういった条件を、
個人的には「フィルター条件」と呼んでいます。
フィルター条件を複雑にするとカーブフィッティングにつながるかどうか?
という観点ですと、
…個人的には、
組み方にもよりますが、基本はつながらないと思っています(ぇ
一番よろしくないのはやはり、
「都合の悪い取引を削除するための条件を入れる」
ということだと思っていたりしますね汗
そうではなく、
「その戦略で元々狙わないような銘柄を除外する」
というアプローチ方法は、
過剰最適化につながりにくい、
とは思っていたりしますね〜。
私自身はどちらかというとトリガー条件重視ではあるものの、
フィルター条件には特に、
「狙う銘柄と狙わない銘柄を分ける」
という役割を持たせることを重視している感じかもしれません。
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